事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 南房総市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 39,468人 |
| 現在給水人口 | 28,617人 | 給水区域面積 | 11,883ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
毎年黒字計上をしているが、給水人口の減少から給水収益が減少傾向にある。給水原価が類似団体の平均を大きく上回っているが、費用の50%以上を減価償却費と浄水の受水費で占めている。給水のための費用は、給水人口が減少していても給水区域は変わらないため現行の施設を維持しなければならないことと、半島の先端という水源に乏しい地理的要因からも浄水の受水は維持せざるを得ないことから、今後の費用抑制は困難な状況である。料金回収率が約60%であるにも係わらず黒字計上ができているのは、県及び他会計からの補助金によるものである。以上のことから、経営の健全化のためには補助金への依存度の低下、水道料金の値上げによる給水収益の増加及び老朽施設管路の更新のための財源の確保が課題となってくる。
老朽化の状況について
平成26年度に管路の経年化率が12%上昇し平成28年度も38%上昇しているのは、昭和51年創設の管路が同時期に耐用年数を超えたことによる上昇で、この現象は続くことから、管路の経年化率は更に悪化していく。また、法定耐用年数を大きく超えた石綿セメント管が存在しており、管路の更新を進めているものの老朽化した浄水施設の更新も同時期に進めていることから、管路更新率はここ数年低く抑えられている。
全体総括
人口減少による給水収益の減少を解消するため、平成30年度から水道料金の5%上昇を予定しているものの、減価償却費や受水費などの費用抑制は見込めないことから、今後も収支の悪化は避けられないと予想される。有収率向上のためにも、老朽化した管路の更新は急務であり、市の一般会計からの補助金収入の維持が困難なため、将来の更新需要における財源確保のための効率化が、引き続き今後の課題である。
経営状況
収支構造
総額15.4億円
総額13.9億円