事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 南房総市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 40,776人 |
| 現在給水人口 | 29,442人 | 給水区域面積 | 11,883ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
毎年黒字を計上しているものの給水人口の減少から給水収益も減少してきており、これにより料金回収率が減少傾向にある。給水原価が類似団体の平均を大きく上回っているが、費用の50%以上を減価償却費と浄水の受水費で占めている。これらの費用は給水人口は減少しても給水区域は変わらないことから現行の施設を維持しなければならないことや、半島の先端という水源に乏しい地理的要件からも浄水の受水は継続していくことから、今後の減額は見込めない。料金回収率が60%台であるにも係わらず黒字を計上できているのは、他会計からの補助金によるものである。以上のことから、経営の健全性のためには、補助金への依存、給水収益の減少、老朽施設管路の更新財源の確保が課題となってくる。
老朽化の状況について
平成26年に管路の経年化率が12%も上昇しているのは、昭和49年創設の管路が同時期に耐用年数を超えたことによる上昇で、この現象は平成29年にも表れることから、管路の経年化率はさらに悪化していく。また、法定耐用年数を大きく超えた石綿セメント管が残存しており、現在管路の更新を進めているが老朽化した浄水施設の更新も同時期に進めていることから、管路更新率はここ数年低く抑えられている。
全体総括
人口減少による給水収益の減少が見込まれている中で減価償却費や受水費などの費用抑制は見込めないことから、収支の悪化は避けられない。有収率の向上のためにも、老朽化した管路の更新は急務であり、市の一般会計からの補助金収入の継続が不透明な中で、将来の更新需要における財源確保のための経営の効率化が今後の課題である。
経営状況
収支構造
総額14.9億円
総額14.2億円