群馬県藤岡市:藤岡市国民健康保険鬼石病院の経営状況(2017年度)
群馬県藤岡市が所管する病院事業「藤岡市国民健康保険鬼石病院」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2017年度)
地域において担っている役割
この地域は少子高齢化と過疎化の進む中山間地域であり、民間医療機関の立地が困難な場所であるため、地域唯一の病院として、外来診療・入院の受け入れとともに、各種健診や予防接種、救急医療体制の確保などを行い、地域医療を維持している。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率:前年度に比べ2.7ポイント増えたが、全国平均や類似団体の平均値と比較すると下回っており、依然として厳しい状況が続いている。②医業収支比率:全国平均では下回るが、類似病院平均値では9ポイント上回った。前年度に比べ3.4ポイント上昇しているが、これは、常勤医師1名を迎え、受入患者数(入院)が増加したことが大きな要因である。なお、一般会計繰出金も前年度と同水準であったため、経常収支比率も上昇している。③累積欠損金比率:年々増加してきたが、久々に(2.7ポイントであるが)減少した。入院収益の増加が大きな要因である。④病床利用率:常勤医師が1名増えたことで受け入れ態勢が改善し、5.5ポイント上昇した。全国平均や類似病院の平均と比較しても高い水準を維持しており、健全性を確保している。⑤入院患者1人1日当たり収益:各平均値を下回っているが、一般病棟では「地域包括ケア病棟入院料」を、療養病棟でも包括算定を採用していることが要因と考えられる。当院は診療圏の状況や患者の傾向から現状の施設基準としており、算定については出来高による算定よりも包括算定による方式のほうが安定した収益が確保できると判断している。29年度は、診療報酬基準を精査し、加算を獲得することにより、前年度より954円増加することができた。今後も(収益増)できる診療項目については、逃さず実施することを徹底していく。⑥外来患者1人1日当たり収益:各平均値を下回っているが、29年度も23円ではあるが増額できた。今後も病気によっては、定期的な検査を実施すべきものもあるので、必要な検査は確実に実施するなど改善を図りたい。⑦職員給与費対医業収益比率:各平均値を大きく上回っている。勤続年数の長い職員が多く、ベースアップにより上昇が止まらない状況となっている。世代交代を図りたいが、職員募集をかけても若い世代の応募が無く、あと数年は厳しい状況が続くと考えられる。⑧材料費対医業収益比率:各平均値を下回っており、健全性・効率性を維持している。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率:各平均値と近く同じような推移をたどっている。病院の有形固定資産は、土地・建物・構築物・器械備品・車両といったもので、医療行為に支障をきたさぬ程度に、長く使用していきたい。②器械備品減価償却率:各平均値を上回っている。診療行為に支障のない状態の器械備品については、経営状況が厳しいことからなるべく長く使用するようにしている。③1床当たり有形固定資産:各平均値を大きく下回っていることから、健全性は確保されていると考えられる。
全体総括
当院の位置する地域は、少子高齢化による人口減少に歯止めがかからない状況にあり、今後も受診者の減少が続くことが想定される。また、医療スタッフの確保も課題であり、すでに医師・薬剤師の確保が大変厳しい状況にあるため、病院機能を維持していくこと自体に大きな不安を抱えている現状がある。しかしながら、地域医療を担う病院として、今後も質の高い医療の提供に努め、末永く存続させなければならないと考えており、これまでも経営の効率化やコストの削減を図るため、業務のアウトソーシングやジェネリック薬品の採用などに取り組み改善を図ってきたが、引き続き経費の節減に努めるとともに、収益を増加させる方策を常に考え実行しながら、経営改善に努めていく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
藤岡市国民健康保険鬼石病院の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の藤岡市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。