栃木県南那須地区広域行政事務組合(事業会計分):那須南病院の経営状況(2020年度)
栃木県南那須地区広域行政事務組合(事業会計分)が所管する病院事業「那須南病院」について、2020年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2020年度)
地域において担っている役割
当院は地域住民の強い要望により開設された経緯があり、住民のニーズに沿った運営が行われるべきと考えている。南那須地区で唯一の二次救急医療機関としての役割が重要であるが、同時に地域医療全体を支えるセンター的な役割も担っている。今後も引き続き、以下の役割を担っていく。①1年365日24時間対応の救急体制の維持:二次救急では他に病院がないことから、当院のみで1年365日24時間の対応を行っており、また地域内に夜間休日診療所がなく在宅当番医制であることから、夜間の一次救急も当院が担っている。地域住民の安全を守るため、これは維持していく。②へき地医療を含めた地域医療提供体制の維持:近隣の中核病院まで30kmあるため、日常的な病院診療を地域住民に提供していく。③在宅医療推進のための各種事業への参画・支援:高齢化が著しい地域で、在宅医療は地元医師会が担っているが、それをサポートする体制を強化していく。④人工透析医療体制の充実:地域外に通院している透析患者の負担を考え、充実させていく。
経営の健全性・効率性について
新型コロナウイルス感染症の影響により、前年度と比較すると入院延患者数は2,939人(1日当たり7.7人)の減、外来延患者数は5,903人(1日当たり27.9人)の減となり、病床利用率は77.7%で、5.1ポイントの減となった。経常収支比率は1.6ポイントの増となったが、新型コロナウイルス関係補助金等、医業外収益の増によるものであり、医業収支比率については、類似病院の平均値は上回ったものの、前年度比0.7ポイントの減となった。今後は入院・外来患者の確保や病床稼働率の向上等の収入確保対策と経費節減対策に積極的に取組み経営改善に努める必要がある。
老朽化の状況について
当院の既存棟(2階建て)は平成元年の竣工から32年、増築棟(5階建て)は平成7年の竣工から26年経過しており、両棟とも建物及び附帯設備の老朽化が著しく、大規模な改修や設備の更新が必要な時期にきている。今後は、病院の運営に支障をきたさぬよう、令和3年度の空調設備改修工事をはじめとし、計画的な修繕が必要となる。
全体総括
当院の立地条件や地域の医療事情、現行の診療報酬体系から見ると経営改善は厳しい状況にあるが、地域の医療レベルを落とさないことを前提に効率的な経営を目指していく。①病床の稼働率と回転率を向上させるため、関係部署間の調整を図り、効率的な病床管理を行う。②材料費の価格交渉や保守管理料を含めた医療機器の選定、委託内容の見直し等を図り、更なる経費節減に努める。③建物及び附帯設備の老朽化により、年々修繕費が増加傾向にあるため、効率的かつ計画的な修繕を実施する。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
那須南病院の2020年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南那須地区広域行政事務組合(事業会計分)リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。