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芳賀中部上水道企業団:末端給水事業の経営状況(2014年度)

収録データの年度

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事業・施設概要

都道府県栃木県経営主体芳賀中部上水道企業団
事業区分末端給水事業会計適用区分法適用
類似団体区分A5行政区域内人口52,333人
現在給水人口48,049人給水区域面積17,947ha

注:人口・面積は当該年度値。

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率は、給水収益や他会計補助金等の収益(経常収益)が維持管理や支払利息等の費用(経常費用)をどの程度賄えているかを表す指標で、113.86%と100%以上であり、全国平均です。料金回収率を見ると98.30%で100%を下回っていることから、給水に係る費用が給水収益以外の収入(他会計補助金や長期前受金戻入)で賄われていることが分かります。また、経常収支比率、料金回収率共に、年々減少おり、ここ2ヶ年度においては、給水原価が供給単価を上回る逆ざやの状態です。有収水量の増加が見込めない状況から考えると、給水収益の回復は見込みがたい状況であることから、維持管理費等の経常費用の削減による経営改善が必要です。②流動比率については、短期的な債務に対する支払能力を表す指標で全国平均となっています。H26年度に極端に減少しているのは、公営企業会計制度の改正により、借入資本金が資本から負債に計上されることになったこと等によるものです。また、給水収益に対する企業債残高の割合を示す企業債残高対給水収益比率については、企業債残高の減少により改善傾向にあります。しかし、全国平均と比較すると高い状況であり、企業債残高の削減が必要です。③施設利用率は、一日配水能力に対する一日平均配水量の割合で、高い数値であることが望まれ、81.16%と全国平均の59.80を上回っており、施設の利用状況としては適正であると思われます。しかし、有収率については、77.45%と全国平均を大幅に下回っており、東日本大震災前と比較すると7.53%もの減少となっています。施設利用率は高い状況ですが、有収率が低水準であるため、収益につながっていない状態です。そこで、H27年度より年間を通して、給水区域内全域での漏水調査を実施しており、まずは震災前の数値を目標に有収率の改善に取り組んでいます。

①経常収支比率
②累積欠損金比率
③流動比率
④企業債残高対給水収益比率
⑤給水原価
⑥施設利用率
⑦有収率

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率は、資産の老朽化度合いを示しており、100%に近いほど保有資産が法定耐用年数に近づいているということであり、41.85%と全国平均以下である。しかし、管路更新率が0.07%と1%にも満たない状態であり、このままでは全ての管路を更新する前にほとんどの資産が法定耐用年数を迎えてしまう状況に陥ることになる。そのため、優先度を考慮した上での計画的な更新に努めていきます。

①有形固定資産減価償却率
②管路経年化率
③管路更新率

全体総括

給水収益が減少傾向にある一方で、維持管理費等が増加しており経常収支比率や料金回収率が年々減少している状況であります。しかし、法定耐用年数を迎える有形固定資産は年々増加していくことが予想され、恒久的な安定給水の実現のために、計画的な施設の更新・整備や総合的な震災対策を進めていく必要があり、厳しい経営状況が続くものと見込まれます。常に安全で良質な水を安定して供給するために、施設の更新・整備を計画的に推進していくことはもとより、経常費用の削減に努めるほか、企業債残高の削減を図るなど、限られた財源の重点的かつ効率的な配分により健全経営を目指していきます。

経営状況

総収益・総費用
経常損益
当期損益
国・都道府県補助金
他会計補助金・繰入金

収支構造

①収益構造

総額11.0億円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額9.8億円

④費用構造のスカイライン分析

利用状況

1か月10m³当たり家庭用料金
1か月20m³当たり家庭用料金
現在給水人口
年間総配水量
年間総有収水量
給水人口一人当たり配水量
最大稼働率
負荷率

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」、総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2014年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

自治体本体の財政も見られますか?

ページ上部の芳賀中部上水道企業団リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。