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栃木県小山市:末端給水事業の経営状況(2015年度)

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経営比較分析表(2015年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

企業の経営状況において重要な指標の一つである経常収支比率は、過去5年間120%を超えており、料金回収率も110%超える値で推移しており、経営は、おおむね健全な状況であると考える。平成26年度からは、企業債の借り入れをせずに、企業債残高の減に努めているが、以前として類似団体平均より上回っている状況である。施設利用率と有収率は類似団体平均とほぼ同じ値となっており、効率的な運営状況が保てていると判断している。

有形固定資産減価償却率

管路経年化率

管路更新率

老朽化の状況について

保有資産の老朽化は進んでいるが、管路は、1980年から1990年にかけて整備したものが多くあるため、管路経年比率は類似団体平均より下回っている。管路更新率は、0.09%と低いが、今後は老朽管の増加や耐震化のため、更新率は増加する状況である。

全体総括

給水収益も安定しており、経営の健全性や効率性から判断して、概ね健全な経営状況であると考えられる。資産の老朽化が進んでおり、管路経年化率も今後増えることから、優先順位の高いものから順次管路の更新を行っていく必要がある。健全な経営を継続するために財政収支を考慮した更新計画を検討していかなければならない。

出典: 経営比較分析表,

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