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栃木県小山市:末端給水事業の経営状況(2014年度)

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収録データの年度

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経営比較分析表(2014年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

企業の経営状況において最も重要な指標の一つである経常収支比率は、過去5年間125%前後で推移している。平成25年度の前年度比約5ポイント低下については、水道料金の値下げが要因である。平成26年度の前年度比0.8ポイント低下については、家庭等による節水に対する意識の向上から節水機器の普及等によるものと考える。料金回収率、流動比率等も全国平均・類似団体平均を上回っており、経営はおおむね健全な状況であると考える。また、施設利用率については、施設に余裕があることから平均値を下回っているが、類似団体の施設の拡張から平成25、26年度はほぼ平均値となっている。有収率も、過去5年間90%以上を保っており、効率的な運営状況であるといえる。

有形固定資産減価償却率

管路経年化率

管路更新率

老朽化の状況について

当市は1980年から1990年にかけて整備された管路が多くあることから、管路経年比率は、平成26年度は2.11%で、類似団体と比べて下回っている、また管路更新率においても、今後は増加する状況である。

全体総括

平成26年度は、経営状況など、前年を下回る数値もみられたが、その要因は、会計制度改正によって指標となる値が影響を受けたことによるものと考えられ、経営は概ね健全な状況であると考えられる。また、平成26年度は、節水対策の向上により給水収益が減少したが、このように節水意識が高まっていく中で給水収益を適切に維持できるよう、今後も取り組んでいかねばならない。また、施設や配水管の老朽化が進む中で、安定した水の供給のために、計画的に更新を進めなければならない。

出典: 経営比較分析表,

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