茨城県茨城県南水道企業団:末端給水事業の経営状況(2022年度)
茨城県茨城県南水道企業団が所管する水道事業「末端給水事業」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は前年度に比べ14.87ポイント上昇し、類似団体平均を大きく上回った。主な要因は、施設の更新及び耐震化に関わる財源を確保するため、水道料金を改定したことで給水収益が増加したことが挙げられる。しかしながら、水需要は減少傾向にあることから給水収益は減少していくことが予測されており、近年は物価も上昇していることから、一層のコスト削減及び事業の効率化を推進していく。⑥給水原価は類似団体平均より高い水準で推移している。主な要因としては、自己水源を持たない100%受水団体であることや、人口密度が低く配水管効率が悪い事等が考えられるが、当企業団では費用構成上改善が難しく、近年の物価上昇も大きく影響していることから、当面は高い水準で推移せざるを得ない状況が続くと予想される。⑤料金回収率は前年度に比べ16.99ポイント上昇し、類似団体平均を大きく上回った。主な要因は、水道料金を改定したことで給水収益が増加し、供給単価が改善したためであり、前年度に生じた100%を下回る状況が解消されている。⑧有収率は前年度に比べ1.61ポイント上昇し、類似団体平均を大きく上回った。主な要因は、配水管の更新による漏水水量の減少や水質管理方法の見直し等が挙げられる。
老朽化の状況について
③管路更新率は前年度に比べ大きく増加し、類似団体平均を大きく上回った。主な要因は、前年度からの繰越工事が多く、今年度の工事と合わせて多くの更新工事が竣工したことが挙げられる。老朽化した配水管の更新は喫緊の課題であり、今後も人員体制の整備や職員育成を進め、目標として設定している更新率1.0%以上のペースを維持していく必要がある。①有形固定資産減価償却率は前年度に比べ0.27ポイント低下した。主な要因は、③管路更新率と同様である。②管路経年化率は類似団体平均を下回っているものの、③管路更新率を上回るペースで老朽化が進んでいる。法定耐用年数を超過した管路が年々増加していく中、重要管路や劣化が進んでいる管路を優先的に更新していくことで、各種災害や事故等における被害を最小限に抑える必要がある。
全体総括
経営の健全性・効率性についての指標を総括すると、水道料金を改定したことで①経常収支比率は大幅に上昇し、⑤料金回収率が100%を上回る水準に改善するなど、施設の更新及び耐震化を進めていくための財源を確保できていることがわかる。また、短期的な債務に対する支払能力にも問題はなく、企業債残高においても増加が続いているが、類似団体に比べれば低い比率となっている。一方で、老朽化の状況に関する指標からは、管路更新率が上昇したにも関わらず、管路経年化率が上昇していることから、管路の更新を上回るペースで管路の老朽化が進んでいることがわかる。水道料金の改定により、当面必要な財源は確保できているため、引き続き企業債や国庫補助事業等も活用し、計画的に更新及び耐震化に取り組んでいく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の茨城県南水道企業団リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。