事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | 水戸市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 270,461人 | 現在処理区域内人口 | 10,480人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 8,720人 | 現在処理区域面積 | 871ha |
| 晴天時現在処理能力 | 4,802m³/日 | 下水管布設延長 | 182km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は大幅に改善した。支出面において,組織改編による人件費の増加,償還金の増加により,総費用は増加した。収入面において,収益的収支の一般会計繰入割合増加により,一般会計繰入金が増加した。結果的に,総収益の増加額が総費用の増加額を上回り,当該指標は改善した。しかし,100%未満の値であり,引き続き経営改善に取り組む必要がある。新たな処理施設の建設を行っていないため地方債残高は逓減しており,当該指標についても概ね右肩下がりに推移している。今後も同傾向で推移する見込みである。経費回収率は低下した。使用料収入が前年同水準で推移した一方で,人件費の増加により汚水処理費が増加したためである。有収水量が横ばいで推移した一方で,人件費の増加により汚水処理費が増加し,汚水処理原価は上昇した。施設利用率は例年右肩上がりに改善しているが,十分な水準ではなく,今後も接続率向上に努め改善に取り組んでいく必要がある。水洗化率が上昇した理由は,処理区域内人口の精査によるものである。今後は,農業集落排水区域内の人口,水洗化人口はともに減少していく見込みであり,接続率向上に努めていかなければならない。
老朽化の状況について
既設管きょについては,現段階で法定耐用年数を超えている箇所はなく,老朽化による大きな影響は見られない。一方,処理場については,電気・機械設備の老朽化が進行しており,優先順位をつけて修繕を行っている。今後は,施設を修繕・更新していくだけではなく,広域化・共同化について検討を進め,持続可能な汚水処理事業に向けた取り組みを進める。
全体総括
農業集落排水事業では,繰入金の基準の見直しにより,表面上は経営に係る各指標は改善傾向にあるように見える。しかし,実態を改善していくには,収入の増加と経費の削減に継続的に取り組んでいく必要がある。収入面では,人口の減少に伴い使用料収入は減少傾向で推移することが予測される。よって,接続率及び収納率の向上等に取り組んでいく必要がある。費用面では,維持管理費が供用開始が早い地区を中心に増加している。今後は,広域化・共同化について検討し,施設や処理地域の統合,維持管理業務の共同化などをすることで,効率的な運営を行っていく。
経営状況
収支構造
総額6.2億円
総額3.0億円