福島県南相馬市:簡易水道事業の経営状況(2015年度)
福島県南相馬市が所管する水道事業「簡易水道事業」について、2015年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2015年度)
経営の健全性・効率性について
本市簡易水道事業はH28年7月に原発事故による避難指示区域の大部分が解除された中、依然厳しい事業運営を余儀なくされている。そのような特殊事情において、次のように分析している。①全国及び同規模類似団体(以下、「類団」)平均を上回っているが、避難指示区域の影響で給水収益は著しく低く、収支不足を一般会計繰入金や原子力損害賠償金で補てんしているのが実態である。④毎年度給水収益が少しずつ伸びており回復しつつある。企業債残高はやや減少傾向にあるが、拡張事業により毎年度新規借り入れし、今後も建設改良事業による借入れもありうるから、数年後の残高は横ばい傾向を示すと想定している。⑤激減した給水収益では、給水に係る費用が賄えていない。避難指示区域の解除後、給水収益により回収率が上向くものと予測している。⑥有収水量は増加しつつあり、給水原価の指標も前年度より改善した。しかし、給水区域が市街地外にあり、帰還住民数の鈍化や人口減少が顕著になる可能性が高い中で事業を運営するので、経年化更新事業を推進し漏水の予防策に引き続き取り組む。⑦類団平均値を下回った状況が続いているが、前年度を12.5ポイント上昇した。28年度に策定予定の経営戦略において、水需要予測と給水人口の傾向を把握したなかで、現在及び将来の施設維持管理の在るべき方向性を見出していく。また、北部簡易水道と西部簡易水道、あるいは小高水道施設との併用利用など稼働の方策を検討する。⑧現状を反映した大変厳しい状況が続いている。避難指示区域の解除により、給水収益が回復し有収率も上向くものと捉えている。
老朽化の状況について
③管路更新については布設年次が平成3~22年度と比較的新しいため、今後16年間は耐用年数を超える管路はない見込みである。
全体総括
本市簡易水道事業は、震災に伴う施設の損壊、事業区域の避難指示による水需要の減少等の影響により正常な事業運営が行えない厳しい状況が続いている。事業本位の目標としては収支の改善や浄配水能力の維持といったものが挙げられるが、当事業にあっては料金収入等の面において、震災前の水準と正当に比較できる状態に戻していくことが当面の目標であり課題であると考える。震災前に策定した小高水道事業との統合計画があり、計画の見直しに着手する予定である。統合によるスケールメリットを生かした経営の効率化・合理化を進めながら安定した事業運営を図っていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
簡易水道事業の2015年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南相馬市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。