事業・施設概要
| 都道府県 | 福島県 | 経営主体 | 福島県 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 流域下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | E1 |
| 行政区域内人口 | 871,710人 | 現在処理区域内人口 | 551,021人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 504,303人 | 現在処理区域面積 | 13,247ha |
| 晴天時現在処理能力 | 250,480m³/日 | 下水管布設延長 | 139km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
※令和2年度より地方公営企業法適用に移行。①経常収支比率は、前年度に電力高騰支援にかかる一般会計負担金や災害共済金を営業外収益に計上したことなどに伴い、前年度比で8.86ポイント低下した。今後も100%を下回らないよう、接続率の向上や維持管理費用の効率化等を図っていく必要がある。②累積欠損金比率は、復旧工事に伴う建設仮勘定の整理により、前年度比で3.09ポイント上昇したものの過年度の非現金費用の計上によるもので、資金不足が生じるものではない。③流動比率は、流動資産に計上している、工事に伴う前払い金が減少したことなどにより、前年度比で10.07ポイント低下したものの、100%を超えており、必要な支払資金は確保している。④企業債残高対事業規模比率は、前年度比22.00ポイント低下したが、類似団体に比して高い状況にある。企業債償還に充当する負担金収入が少ないことが主な要因であり、今後、単価改定等による収益増の検討やSM計画等に基づく適切な施設整備を行うことにより、比率の減少を図っていく。⑥汚水処理原価は、本県は他県に比して事業規模が小さく年間処理水量が少ないため、平均値と比べ高水準となっているが、単価低減のため、更に維持管理等の経費節減を図っていく必要がある。⑦施設使用率は、年間処理水量が減少した影響により、前年度比1.48ポイント低下したものの、概ね類似団体平均値と同水準であり、過大な施設規模とはなっていないものと考えられる。⑧水洗化率は、漸減したものの、概ね類似団体平均値と乖離が少ない。引き続き水洗化率向上の取組を継続する必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、公営企業会計に移行して5年目となり、減価償却が進んだことから、前年度比3.65ポイント上昇したものの、類似団体に比しても数値が低く、法定耐用年数に近い資産が少ない状況にある。②管渠老朽化率、③管渠改善率については、実績なし。
全体総括
当年度は、上記の理由により経常収支比率、流動比率、累積欠損金比率の指標が低下傾向にある。また、企業債残高対事業規模比率、汚水処理原価率は類似団体平均値と比べて依然として高水準となっており、これらの低減に向けて、一層の費用縮減に加え、適正な収入単価の設定、事業の広域化・共同化や接続率向上等による収益確保などの対策や施設の維持管理・更新に係る官民連携(ウォーターppp)など、将来の事業経営のあり方を検討していく必要がある。一方、その他の指標については、類似団体平均値とほぼ同水準である。令和2年度より公営企業会計を適用し、「経営戦略」を策定して計画的な経営に取り組んでいるが、今後も、将来を見据えた収益確保や費用縮減の他、施設の老朽化状況などを適正に把握し、更新時期を適切に見極め支出の平準化を図るなど、一層経営の効率化に努め、持続的且つ安定的なサービスの提供を行うこととする。
経営状況
収支構造
総額79.8億円
総額80.8億円