事業・施設概要
| 都道府県 | 秋田県 | 経営主体 | 大館市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 工業用水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | 極小規模 | 契約水量 | 5,851m³/日 |
| 一日平均配水量 | 6,231m³/日 | 一日配水能力 | 7,300m³/日 |
| 導水管延長 | 0m | 送水管延長 | 9,661m |
| 配水管延長 | 8,272m |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%を超え、②累積欠損金比率も0%であり、ともに健全化を示す数値を維持しています。③流動比率は年々低下しているものの、100%を超えているため短期的な債務に対する支払い能力は備わっています。一方、④企業債残高対給水収益比率が高い数値で推移しているのは、水需要に応じて集中的に施設整備した際の企業債借入金によるもので、今後も企業債の償還金が事業経費の大半を占め続けます。⑤料金回収率については、第2期事業拡張による資本投資(減価償却費)が多額であるため、100%を下回る状況が続いています。⑥給水原価は類似団体平均値を下回っていることから、給水に係る費用は低く、効率的な経営が行われていると考えられます。⑦施設利用率、⑧契約率は共に高い数値を維持しています。施設の供給能力にも余力があることから、今後の水需要にも十分に対応が可能です。本市の工業用水道事業は、企業活動の変動などに左右される面が多分にあるものの、事業経営は概ね良好であると判断します。
老朽化の状況について
本市の工業用水道は平成3年に供用を開始しており、現時点で法定耐用年数を経過した水道管はありません。②管路経年化率も0%となっていますが、令和11年以降、法定耐用年数を迎える水道管が順次発生します。数年後に控える管路更新を円滑・確実に進めるため、アセットマネジメント及び投資財政計画等を見直し、計画的かつ効率的な更新に取り組む必要があると考えます。
全体総括
本年度は給水事業所の好調な業績により、給水収益が安定している一方で、施設の維持管理費や減価償却費などの費用が多額なため、依然として事業経費の一部を一般会計からの繰入金に依存している状況です。今後も関係機関と連携強化を図りながら、給水事業所の生産体制や新たな企業立地の動向把握に務め、将来の需要予測に適切に対応するとともに、事業内容を精査し健全経営を進めていきます。
経営状況
収支構造
総額8,257.8万円
総額7,649.6万円