事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 涌谷町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 17,410人 |
| 現在給水人口 | 17,003人 | 給水区域面積 | 7,970ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は類似団体と比較すると低めにはなっているが、単年度収支で黒字経営となっている。ただし、給水収益の減少傾向が続いており、今後は100%を切ることも予測されるため、更なる費用削減の必要性がある。現在、料金回収率は100%を超えており適正である。施設利用率が類似団体と比べ、低くなっている。施設の規模が、建設当時に見込んだ給水人口、給水量が現状に合っていないためと考えられる。有収率は類似団体とほぼ同水準となっているが、有収率向上に向け、漏水やメーター不感の原因究明を行い対策をとる必要がある。
老朽化の状況について
管路の経年化率は年々上昇しており、類似団体と比較しても高くなっている。このまま更新を行わなかった場合、平成45年以降、経年化管路・老朽管が現有管路の半分を超えると推計される。更新投資増額を行い、早急な更新の必要性は感じているものの、財源等の確保が難しく現在のところ管路更新率は低い状態が続いている。
全体総括
アセットマネジメント(資産管理)には、現有財産の状態(健全度等)を適正に判断し、中長期の需要見通しを検討することが必要である。当町ではアセットマネジメントを実践するために、今後20年間の中期収支計画を試算している。年度ごとに更新投資額にバラつきが出ないよう平準化を図る計画となっており、今後はその計画に沿って施設等の更新を行う予定であるとともに、施設のスペックダウンについても検討していくことが必要である。財源として自己財源や企業債借入等で充当していくことになる。しかし、企業債借入は将来への負担を考慮して過度な依存は避ける必要があると考えている。健全で安定した経営を継続していくためには適切な料金収入の確保も重要となってくるため、今後料金改定も視野に入れていくことになる。
経営状況
収支構造
総額4.4億円
総額4.0億円