岩手県葛巻町:特定地域生活排水処理の経営状況(2023年度)
岩手県葛巻町が所管する排水処理事業「特定地域生活排水処理」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
令和5年度は公営企業会計適用前であり、打切決算となっている。①収益的収支比率は、打切決算に伴う、費用の未払金が発生したため前年度と比較し、約15ポイント増加している。④企業債残高対事業規模比率は、浄化槽設置工事の実施もあり、類似団体と比較して高い数値となっている。⑤経費回収率は、類似団体と比較すると高い数値で推移している。令和5年度では打切決算に伴い、汚水処理費の未払金が生じたため、前年度と比較し、約28ポイント増加している。⑥汚水処理原価は、類似団体と比較して低い状態で推移している。令和5年度では打切決算に伴い、汚水処理費の未払金が発生したこと、有収水量が減少したことで前年度と比較し、約64ポイント減少している。⑧水洗化率は、類似団体と比較すると低い数値となっている。継続して町整備型浄化槽の設置を行っていることで、年約1%ずつ上昇傾向にあり、昨年度と比較すると0.67ポイント増加している。しかしながら、近年浄化槽の設置基数が伸び悩んできているため、設置の意向がある世帯に対して、集中して普及啓発を行っていきたい。
老朽化の状況について
当町の特定地域生活排水処理事業は、農業集落排水事業区域外を対象として、平成13年度より町整備型浄化槽で供用開始をしている。町整備型浄化槽となった平成13年度から供用している浄化槽は23年が経過、平成13年度以前に個人設置型浄化槽で設置されたもので寄付採納された浄化槽は平成5年から使用開始され、供用開始から31年が経過している。そのため、浄化槽の老朽化に伴う浄化槽機器設備類の修繕が増加すること、年数の経過した浄化槽の修繕に伴う部品類が廃盤などで機器を交換しなければ修繕できないケースが頻繁に出てきている。国では公共施設等の長寿命化、計画的な更新等の長期的な公共施設のマネジメントの取組を推進するため「インフラ長寿命化基本計画」を策定し、令和2年度までに「個別施設計画」の策定を求めており、当町は令和2年12月に策定した。今後においても、定期的な点検及び維持管理を行い、中長期的な視点で計画的、かつ効率的に修繕を行う必要がある。
全体総括
令和5年度は打切決算に伴い、未収金及び未払金が発生したため、前年度より大きく数値が変わっている部分があった。そのため、前年度や類似団体との単純な比較が難しくなってしまったが、次年度より法適用での決算統計となるため、より詳細に分析ができるようになる。その中でも、類似団体と比較して特に改善が必要となる部分は、「⑧水洗化率」であることが分かる。平成26年度より水洗化普及支援事業を継続して実施しており、高齢者世帯下水道使用料支援事業と併せて水洗化率の向上に努めている。今後は更なる普及促進を図るための啓蒙活動を行う努力が必要である。経営面においては、令和元年度に中長期的な経営の基本計画である経営戦略を策定したところであり、今後は効率的な施設管理に努め、使用料の見直しの検討を行い、健全な経営を実施できるよう計画的に実施する必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定地域生活排水処理の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の葛巻町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。