事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 二戸市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 24,829人 |
| 現在給水人口 | 1,700人 | 給水区域面積 | 1,972ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は、昨年度比較で改善され、全国平均・類似団体平均値よりも高くなったが、収益に占める一般会計からの繰入の割合が大きいことが要因であり、経費節減や水道加入率の増加等、継続的な経営改善努力により、低い料金回収率や、高い給水原価の改善にも繋げる必要がある。企業債残高対給水益比率は、全国平均・類似団体平均より低い傾向となっている。今後もこの水準を維持するため、水道施設更新計画を整備し、計画的に更新を進める必要がある。料金回収率は、全国平均・類似団体平均値よりも低く、料金改定を行うことで改善する必要があるものの、県内でも一番の高料金である上水道と同様の料金設定としているため、上水道料金改定と併せて検討する必要がある。給水原価は、全国平均・類似団体平均より高い傾向にあるが、償還金・施設管理負担金の固定費が約8割を占めており大幅な削減は困難な状況である。引き続き経費削減と収益確保のため加入率の低い斗米地区への加入促進に努めていく。施設利用率は、全国平均・類似団体平均より低い状況となっており、ダウンサイジング等の検討が必要である。有収率は、全国平均・類似団体平均より高くなっているものの、減少傾向が続いており、配水管等漏水調査を行いながら有収率向上に繋げる必要がある。
老朽化の状況について
事業着手が早い地区では、施設完成から約30年を経過しているが、管路の法定耐用年数を経過したものはなく、現状で管路更新の実績は無い。今後は、安全な水道水を供給するために適切な保守点検を行い、耐用年数を経過した機械設備は、水道施設更新計画を整備し、計画的な更新を行うとともに、設備の長寿命化を図るための部品交換を適正に行う必要がある。
全体総括
本市の簡易水道は、財務基盤が脆弱なことから、単独での経営維持は困難であるが、第三者委託の継続等経営の効率化と普及率、有収率の向上等、経営基盤の強化を図りながら簡易水道事業の経営維持に努める。
経営状況
収支構造
総額7,885.1万円
総額7,885.1万円