事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 陸前高田市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 漁業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | H2 |
| 行政区域内人口 | 17,452人 | 現在処理区域内人口 | 945人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 679人 | 現在処理区域面積 | 88ha |
| 晴天時現在処理能力 | 742m³/日 | 下水管布設延長 | 16km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率類似団体の平均値より良好となっているが、収入の多くが一般会計補助金であり経営改善が必要である。③流動比率類似団体の平均値より良好であり、100%以上であり、短期的な債務に対する支払能力は確保している。④企業債残高対事業規模比率大規模建設改良工事が無く、新規借入を抑制しているため、企業債残高が減少し、類似団体より低く推移している。⑤経費回収率類似団体の平均値より大きく下回っており、人口減少により使用料収入不足が原因であり、一般会計補助金等の他の収入で経費を賄っていることから、経営改善が必要である。⑥汚水処理原価類似団体の平均値の2倍近く高くなっており、人口減少による使用水量の減少が見込まれることから、更なる経営改善が必要である。⑦施設利用率類似団体と比較し、施設利用率は低く、処理施設のダウンサイジング等を検討する必要がある。⑧水洗化率法適用前の昨年度の71.43ポイントより若干上昇している。今後も広報等による啓発活動を行う。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率令和5年度が法適用初年度であることから、数値は低いものとなるが、長寿命化等の資産管理を適切に行なうことで、老朽化対策を行なって行く必要がある。②管渠老朽化率管渠は、整備後30年に近くなるものがあるが、耐用年数を超えたものは無い。③管渠改善率耐用年数を超えた管渠や、漏水した管渠が無いことから、更新事業は行なわなかったが、適切な時期に更新を行なって行く必要がある。
全体総括
漁業集落排水事業は、津波被害からの復旧を含め一段落したことから、今後は維持管理が主な業務となる。継続して安定したサービスを提供し、健全経営を続けていくためには、経費の削減はもとより、既存住宅への接続促進等、水洗化率の向上の取り組みを行い、使用料改定も検討する必要がある。令和5年度からは、地方公営企業法を適用し、公営企業会計による会計処理を行なっている。今後は前年の経営状況を比較し、要因分析を行い、経営に反映させていくものとする。また、使用料収入が人口減少などの影響により、毎年減少していることから、漁業集落排水事業の廃止を含め事業の在り方を再度検討し、健全かつ効率的な運営を行っていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額1.1億円
総額6,112.4万円