岩手県盛岡市:盛岡市立病院の経営状況(2023年度)
岩手県盛岡市が所管する病院事業「盛岡市立病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
公的医療機関として、一般診療はもとより、救急、精神、感染症などの不採算部門に関わる医療を提供している。特にも感染症医療は、県内で唯一、第一種感染症指定医療機関の指定を受け、コロナ禍においては、医療圏の中でも最多の新型コロナウイルス感染症患者の入院受入れを担っており、コロナ禍後も多く患者対応を行い、併せて地域多機能病院として急性期病院からの術後患者の受入れも積極的に行っている。また、各種健康診査の実施、医師・看護師等による地域医療活動への従事等、地域の保健衛生の向上に積極的に貢献している。
経営の健全性・効率性について
令和5年度は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、受入制限の緩和による入院患者数の回復がみられたものの、新型コロナウイルス感染症に係る空床補償金の大幅縮小による収入減が病院経営に大きく影響した。そのため医業収支比率、修正医業収支比率、病床利用率は前年度と比較し増加したものの、経常収支比率が、80.2(24.5ポイント減)と大きく減少した。また、費用面では給与費について大きな変化はなかったが、院内においてクラスターが発生したことなどから、手術件数の減少等による収益及び材料費の減により、職員給与費対医業収益比率及び材料費対医業収支比率は減となったものである。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率については、帳簿価格の7割強を平成10年度に建設した建物本館が占めており、耐用年数の半分を経過した時期に来ている。計画的な施設更新等に着手するため、実施した老朽度調査結果等に基づく施設長寿命化計画を策定し、老朽度、緊急度等に応じて順次整備する予定である。器械備品減価償却率については、令和4年度に高額医療機器(手術支援ロボット)の整備を行い、帳簿原価が増となり償却率が一時的に大幅に減となったが、令和5年度は、手術支援ロボット分の減価償却費が計上されたことなどにより、例年並みの数値に戻ったものである。
全体総括
上記のとおり、令和5年度は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、医療体制の変更など環境の変化が発生した年度であった。また財政面においては、受入制限の緩和による入院患者数の回復がみられたものの、新型コロナウイルス感染症に係る空床補償金の大幅縮小による収入減が病院経営に多大な影響を及ぼした。今後は、令和5年度に策定した盛岡市立病院経営強化プラン(計画期間:令和6~9年度)に基づき、目指す方向性や目標達成のための具体的な取組等を定めたところであり、公立病院として地域医療圏において求められる医療を提供しつつ、計画期間内に経常黒字を達成できるよう取り組み、経営基盤の強化に努めていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
盛岡市立病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の盛岡市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。