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青森県東北町:簡易水道事業の経営状況(2015年度)

🏠東北町

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収録データの年度

📅2016年度📅2015年度📅2014年度

経営比較分析表(2015年度)

収益的収支比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率は83.73%で横這いに推移しているが、これは一般会計からの繰入金により費用が賄われているためである。収支が安定しているように見受けられるが、将来において、地方債償還金が大幅に増加していくため、収益不足が見込まれる。企業債の総収益の割合は、その事業の投資規模を表すもので、当該値は1,255.54%で、これは総収益の12倍の規模である。上水道事業との統合を考えると収益に対する投資規模は2倍であり、投資規模が大きいことが分かる。給水に係る費用が給水収益で賄える割合、料金回収率は71.88%で統合する上水道事業とは格差があり、今後料金の調整が必要である。また、地方債償還金の増加により給水原価の増が見込まれることから、料金回収率の益々の低下が予測される。大幅な投資により老朽管は少なくなっているが、漏水工事及び工事後の排泥作業により有収率は75.39%と下降した。今後は、平成29年4月1日に上水道事業と経営統合する予定である。

管路更新率

老朽化の状況について

大規模な投資により、老朽管の更新が行われたため、老朽管は少なくなっているが、引き続き残存する老朽管2,876mの更新に取り組んでいく必要がある。

全体総括

過去に建設改良するにあたり、事業費を地方債によってのみ賄ってきた経緯により、企業債残高対給水収益比率が高い。上水道事業と統合する時点で、料金収入の大幅な格差があり、料金体系の検討が必要となる。

出典: 経営比較分析表,

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