事業・施設概要
| 都道府県 | 青森県 | 経営主体 | 蓬田村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D3 | 行政区域内人口 | 2,899人 |
| 現在給水人口 | 2,879人 | 給水区域面積 | 850ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率について、前年度と比較すると比率が減少してはいるが、前年度以前と平均比較すると右肩上がりに近い水準ではある。来年度の比率によっては早急に経営改善に向けた取組をしなければならない。この比率は100%以上を目標とするため経営努力は必須となる。今後施設を維持するための施設更新が増加していくことが予想されるため、計画的に更新をおこなっていくことが必須である。④企業債残高対給水収益比率については、企業債の償還を計画通りにおこなっているため、例年に引き続き右肩下がりで推移している。管路更新にはまだ早く、しばらく起債予定はない。その他の施設更新についてはなるべく単費でおこなっていく計画であるため、しばらくは右肩下がりで推移していくことが予想される。類似団体と比較すれば現状では平均よりも高いが、事業自体が県内でも比較的新しく、起債した時期が比較的最近であり償還額も大きい、類似団体の平均が上昇傾向であることから数年で類似団体を下回ることが予想される。⑤料金回収率に関して、前年度と比較すると増加しているが、平均値よりも低い水準となっている。これは給水原価の減少が主な原因であることが考えられる。人口減少に伴い、年間総有収水量が減少しており、それに反比例し施設更新等により総費用が増加している。⑦施設利用率に関して、給水人口の減少に伴い一日平均配水量も減少するため、施設利用率も減少傾向である。
老朽化の状況について
老朽化について、管路(ダクタイル鋳鉄管K形)に関してはひとつの基準として法定耐用年数(40年)が目処になるが、現状でまだ20年弱しか経過していないため、更新自体はもう少し先のことになると思われる。その他の施設(管理棟、配水池、計装類等)の更新計画は、経営戦略にて策定してはいるが、重要度、健全性、緊急性等考慮し随時選定しておこなっていく必要がある。早々に見積を徴取し早い段階で計画を立てなければならない。
全体総括
前年度と比較すると、数値が好転しているものもあれば悪化しているものもあり、今後項目によっては今まで以上に経営努力しなければならなくなることが予想される。人口減少に伴い、給水人口及び有収水量が減少しており年々少しずつ料金収入が減少している。しかし、水道料金が県内でも高めであり、喫緊で料金の値上げをおこなう予定は現状ではない。早急に歳入を増やすことは困難であるため、なるべく歳出を抑えなければならない。大きな歳出として施設更新があげられるが、「2.老朽化に状況について」で述べているとおり管路更新はまだ先のことになると思われる。その他の施設の更新が近年徐々に発生しており、今後徐々に総費用の増加が予想される。法定耐用年数直前に管路を短期でまとめて更新するとその期間にまとまって事業費が増大してしまうので、ある程度中長期的なスパンで施工した方が事業費が平準化され安定した経営につながる。そのため予算編成時に各年度で大きく歳出が増減しないよう調整し、平成29年度中に策定予定の経営戦略をもとに総費用の平準化を目指し経営の健全化を図る。施設利用率の向上については施設更新時のダウンサイジングを基本に長いスパンで解消していく。
経営状況
収支構造
総額6,896.5万円
総額5,433.1万円