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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率は、直近5年間において初めて100%を下回ったが、H30で累積欠損金比率は0となり増加していない。企業債残高対事業規模比率については、企業債残高はR1より一般会計において負担することと定めているため皆減した。また、経費回収率は近年より大きく減少し、依然として一般会計からの繰入金で賄われている状況にある。汚水処理原価については、供用30年を経過したため補助金が減少し、資本費(減価償却費)が増加したことにより汚水処理費が高騰した。より一層の適正な使用料収入の確保や汚水処理費削減策が必要である。水洗化率は前年度比ほぼ横ばいとなったが、類似団体と大幅に差がついた。水洗化率向上へ向けた取り組みが必要である。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について有形固定資産減価償却率は、類似団体よりも高い値であり、年々増加傾向にあるのは、汚水ます設置分による有形固定資産減価償却が増加の原因である。ただ、管渠老朽化率は低く、老朽化等による管渠の破損等も発生していない。計画的な点検による早期修繕を実施することで、重大な故障等を未然に防ぐ必要がある。 |
全体総括人口減少による使用料の減収は、今後も避けられないため、厳しい経営状況が続くと考えられる。特に令和2年度は、前年度以前に比べ経常収支比率や経費回収率が減少するなど経営改善がより必要であることが顕著になった。よって、料金の適正化、水洗化率向上へ向けた取組み、料金収入の確保など経営改善を実施する。また、計画的な点検により早期修繕を行うことで長寿命化を図り、突発的な経費が発生しないよう維持修繕、改築更新に努める。 |
出典:
経営比較分析表
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