青森県黒石市:国保黒石病院の経営状況(2023年度)
青森県黒石市が所管する病院事業「国保黒石病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
津軽地域医療圏東部の基幹病院として、365日24時間の二次救急医療を提供し、年間約5,000件の救急患者を受け入れているほか、地域の開業医不足を補うため、小児科の外来診療日を拡充するなど、地域医療提供体制の確保に努めている。また基幹型臨床研修病院として、初期研修医の受け入れ及び育成を行っている。
経営の健全性・効率性について
令和5年度は常勤医増の効果もあり、病床利用率が前年度から4ポイント改善した。そのため医業収益は増収となったが、光熱水費や燃料費の高騰に加え、高額薬品の購入数が増えていることや新型コロナの治療薬について国からの無償譲渡がなくなったことを主な要因として薬品費が著しく増加しており、医業収支比率はわずかに悪化したものの、類似病院及び全国の平均値を上回っている。また、修正医業収支比率と医業収支比率の差も小さく、医業収支における一般会計繰入金への依存度が低い状況が続いている。経常収支比率も同様に悪化しているが、その主な要因は新型コロナ関連補助金が縮小されたことによるものであり、類似病院や全国平均と比較するとその影響は小さいものであった。
老朽化の状況について
有形固定資産及び器械備品の減価償却率が共に類似病院平均及び全国平均より高い水準のままである。経営状況の悪化により必要最低限の設備更新に止めざるを得ないため、施設・設備・医療機器更新が進んでいない状況となっている。劇的な改善は難しいが、今後も計画的に設備更新を進めていきたい。
全体総括
令和5年度に策定した「黒石市国民健康保険黒石病院経営強化プラン」に基づき、経営改善に努めているところだが、診療報酬改定や物価高騰の影響により、計画どおりの経営改善が進んでいない。当院では、青森県地域医療構想によって示された方向性も踏まえ、急性期病床の削減、地域包括ケア病棟への機能転換を既に行っているが、慢性的な人員不足を背景に令和6年12月から病棟再編を実施し、病棟スタッフの再配置を実施した。この取り組みにより、安定的な夜勤体制の確保や新規加算の取得を図り、引き続き病床利用率の改善及び医業収支比率100%を目指していく。また、令和7年度にCTとMRIといった大型医療機器の更新を控えていることから、一般会計繰入金の確保に努め、安定的に経常黒字を実現できる経営体制の構築を図っていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保黒石病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の黒石市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。