青森県黒石市:国保黒石病院の経営状況(最新・2024年度)
青森県黒石市が所管する病院事業「国保黒石病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
津軽地域医療圏東部の基幹病院として、365日24時間の二次救急医療を提供し、年間約5,000件の救急患者を受け入れているほか、地域の開業医不足を補うため、小児科の外来診療日を拡充するなど、地域の二次救急医療を担うと共に、実質的なかかりつけ医として地域医療提供体制の確保に努めている。また基幹型臨床研修病院として、初期研修医の受け入れ及び育成を行っている。
経営の健全性・効率性について
令和6年度は、患者数の減少に伴う病床利用率の低下に加え、診療報酬改定による地域包括ケア病棟の減算が響き、前年度と比較して医業収益が悪化した。また、医療資材やエネルギーコストの高騰、人件費の増大といった費用負担が引き続き経営を圧迫しており、その結果、経常収支比率及び医業収支比率は悪化するに至ったが、これらの指標は依然として類似病院および全国の平均値を上回っている。加えて、職員給与費および材料費の対医業収益比率は、共に類似病院の平均を下回っており、限られた人材の中で適正な価格交渉による材料調達を行い、効率的に収益を確保できている表れといえる。
老朽化の状況について
有形固定資産及び器械備品の減価償却率が共に類似病院平均及び全国平均より高い水準のままである。経営状況の悪化により必要最低限の設備更新に止めざるを得ないため、施設・設備・医療機器更新が進んでいない状況が改善できていない。今後も計画的に設備更新を進めていく。
全体総括
令和5年度に策定した黒石病院経営強化プランに基づき、経営改善に向けた諸施策を推進しているが、人口減少に伴う患者数減少に加え、物価高騰や人件費の増大といった外部要因が経営を強く圧迫しており、当初計画通りの改善には至っていない。こうした状況に対し、令和7年3月には病床数の適正化を削減し、運営の効率化を図った。これにより、病床利用率および診療単価において一定の改善は見られたものの、人件費や施設老朽化に伴う更新需要の増大等による費用負担を補填するまでには至らず、単年度収支は前年度より悪化する見通しである。今後は、令和8年度診療報酬改定に向けた体制整備を万全に期すとともに、自治体病院としての役割を維持するための一般会計繰入金を適切に確保するとともに、更なるコスト管理の徹底と、限られた人材による効率的な運営を推進することで、安定的に経常黒字を実現できる経営体制の構築を図る。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保黒石病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の黒石市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。