北海道津別町：簡易水道事業の経営状況（2017年度）

経常収支比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								119.73
類似団体内平均値（％）								111.37

累積欠損金比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								0.0
類似団体内平均値（％）								3.02

流動比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								786.93
類似団体内平均値（％）								533.21

企業債残高対給水収益比率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								333.18
類似団体内平均値（％）								634.08

料金回収率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								97.23
類似団体内平均値（％）								76.74

給水原価

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（円）								204.96
類似団体内平均値（円）								252.44

施設利用率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								0.06
類似団体内平均値（％）								0.05

有収率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								52.61
類似団体内平均値（％）								80.21

経営の健全性・効率性について

経常収支比率については、類似団体と同等であるものの、営業収益以外に依存する部分も多いことから、改善を要するところである。現在、老朽管路の計画的な更新を実施している最中であり、企業債残高が増えることとなるため、より一層の経営の効率化が求められる。有収率の向上は急務であり、調査による老朽管からの漏水修理を本格的に実施しているところであるが、今後も継続することで給水原価の低減に繋げたい。

有形固定資産減価償却率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								52.47
類似団体内平均値（％）								45.8

管路経年化率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								81.93
類似団体内平均値（％）								20.02

管路更新率

年度	2010	2011	2012	2013	2014	2015	2016	2017
当該団体値（％）								0.41
類似団体内平均値（％）								0.52

老朽化の状況について

管路の経年劣化が、類似団体よりも著しく進んでいるのが現状である。現在、主要管路の耐震化を行っているところであるが、長期間に渡って計画的に更新事業を継続する必要がある。

全体総括

経営指標上は健全な運営状況といえるが、今後については、人口減少による料金収入の減少が予想され、老朽施設の更新により生ずる企業債の償還に要する費用が必要となる。このことに対応するため、料金回収率の向上や、給水原価の低減など、より一層の経営の健全化に取り組む必要がある。