事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 千歳市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 96,119人 |
| 現在給水人口 | 96,007人 | 給水区域面積 | 22,740ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
当市の水道事業経営は、平成27年4月から開始した石狩東部広域水道企業団拡張事業からの受水に伴い、受水費が増加したことで収支が赤字となっており、欠損金が累積しています。また、このことで保有資金が減少しており、流動比率は減少傾向にあります。経常収支比率及び料金回収率も100%を大幅に下回っており、このままでは近い将来、事業経営が立ち行かなくなってしまうことから、収支の改善と累積する欠損金の解消を図るため、平成30年4月(5月検針分)から水道料金の引上げを行っています。一方、有収率は上昇しており、類似団体との比較でも効率的な給水が行われていることがわかります。引き続き水道施設の適切な維持管理に努め、効率的な給水を持続させます。
老朽化の状況について
管路の経年化率は、全国平均値、類似団体平均値と比較しても低い状況となっていますが、今後、更新期を迎える管路が増加していくことから、事業費の平準化を図り、計画的かつ効率的な更新に取り組んで行く必要があります。また、従前から計画的に取り組んできた塩化ビニール管などの耐震強度が著しく劣る管路の更新が平成26年度で完了し、平成27年度からは工事費が高額となるダクタイル鋳鉄管の更新を行っているため、管路更新率は低い値となっています。
全体総括
当市の水道事業経営は、平成27年4月からの新たな受水開始に伴う受水費の増加により、収支が悪化し累積欠損金が発生しています。これまで様々な工夫により経費を削減しつつ効率的な事業運営に努めてきましたが、今後、料金収入の伸びが期待できない中、安定した水道サービスを継続するためには、経費削減のみでは限界にきています。また、今後は、高度成長期に集中的に整備した施設・設備の老朽化が急速に進行し、多額の更新費用が必要となることが見込まれます。このことから、平成30年4月(5月検針分)から水道料金の引上げを行い、持続可能な事業運営を目指すこととしています。これらのことを踏まえ、平成29年度から経営戦略の策定に着手(平成30年度完成予定)しています。
経営状況
収支構造
総額18.7億円
総額21.4億円