簡易水道事業
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について下水道事業は、都市基盤施設として重要な事業であり、当市では、公衆衛生向上のため集中的に投資を行ってきた経緯があります。その結果、当市の⑧水洗化率は平成26年度末で98.58%と類似団体と比較して高い率を達成しております。しかし、投資に伴う企業債の償還金により、⑥汚水処理原価(1㎥当たりの汚水処理に要する費用)は類似団体と比較して高い傾向にあります。①収益的収支比率は平成26年度末で92.39%となっており、償還金を含む費用に対して、使用料収入などの収入が不足していることが示されています。一方、④企業債残高対事業規模比率(使用料収入に対する企業債の残高)は類似団体を下回っております。これは他団体に比べ短期間に投資を行ってきたため、企業債償還のピークが過ぎ、企業債残高が大幅に低減しつつあることを表しています。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について老朽化を示す数値に該当はありませんが、当市公共下水道事業は平成35年度頃より下水道管路の更新時期を迎える見通しです。今後の施設の維持・更新については、下水道施設の長寿命化を図るとともに、財政負担の軽減を図りながら計画的な更新を行います。 |
全体総括当市下水道事業は、先行的な投資を行ってきた結果、使用料収入に対する資本費の割合が類似団体に比べ高い傾向にあります。しかし、今後企業債残高が減ることにより、経営への好影響が見込まれます。今後の経営の改善に向けた取り組みについては以下の通りです。①所管施設の包括的民間委託を通じた運営・維持管理の効率化、民間ノウハウの活用による経費削減②地方公営企業会計の導入の検討による財務状況の的確な把握と透明性の確保③固定資産台帳の整備並びに長寿命化計画策定による施設の維持・更新の効率化 |
出典:
経営比較分析表
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