収益等の状況について
昨年度に引き続き、①収益的収支比率は100%を大きく割り込み、単年度収支が赤字となった。また、⑤EBITDAが対前年度比で改善したものの、依然として①収益的収支比率、④売上高GOP比率、⑤EBITDAの各指標が全国平均値を下回っている。長期にわたって営業を休止したことにより、料金収入が減少したことが各種指標悪化の主な要因であると考えられる。
資産等の状況について
⑩企業債残高対料金収入比率については、営業休止によって料金収入が減少したことから、従前比で大幅に増加している状況が継続している。
利用の状況について
⑪稼働率は、平成30年度まで50%~60%で推移していたところ、令和元年度は10%台に下落、令和2年度以降は営業休止の影響により1%未満となった。なお、平成30年度から令和元年度にかけての減少要因は、当駐車場を利用していた定期利用者(空港関係者)がすべて、新設された従業員駐車場へ移動したことにあると考えられる。
全体総括
当駐車場は、高松空港駐車場の慢性的な混雑の解消、利用者の利便性向上を目的として空港隣接地に設立されたものであり、稼働率や営業収益及び各種指標については、高松空港利用者の増減の影響を受けやすい特性にある。平成30年度からは指定管理者制度(利用料金制)に移行している。当該年度における各種指標の悪化は、新型コロナウイルス感染拡大による航空需要の減退によって高松空港の駐車場利用者数も大幅に減少し、高松空港県営駐車場については指定管理者の申出を受けて令和2年4月下旬から営業を休止していたことが主な要因であると考えられる。