収益等の状況について
・収益的収支比率、他会計補助金比率料金収入より、企業債償還金が多いことから、収益的収支比率が低い一方で、他会計補助金比率は高くなっている。償還が終了するH30年度以降は、黒字に転換する見込みである。・売上高GOP比率類似施設の平均値を上回っていたが、近隣の大規模な施設の設備改修に伴い利用者の減少があり、H29年度は平均値を下回った。H30年度は、近隣の施設の改修も終了したことから、回復する見込みである。
資産等の状況について
・設備投資見込額立地場所が海沿いということで、今後、塩害等により、修繕や設備等の更新に多額の費用を要する見込みである。・企業債残高対料金収入比率類似施設の平均値と同様年々比率が減少傾向にあり、H29年度には、償還を終了した。
利用の状況について
近隣の大規模施設のイベントによる影響が大きいが、稼働率は、60%前後で推移している。また、利用者の実態としては、3時間~4時間の駐車時間が多いことから、稼働率が類似施設の平均値と比べると低くなっている。
全体総括
H16.6からは、指定管理者による管理を行っており、料金収入の増加及び管理経費の節減を図っている。また、駐車場の利用時間の延長や利用者のサービス向上のため、商店街共通駐車場サービス券の利用の導入等を行っている。今後も健全な経営を続けながら、計画的に設備の更新等を進めるととともに、引き続き安定した経営が可能となるように努めてまいりたい。