🗾35:山口県 >>> 🏠萩市:市民病院
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📅2023年度 📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2019年度 📅2018年度 📅2017年度 📅2016年度
地域において担っている役割当院は萩医療圏域において唯一の公立病院である。当院の役割は、病院群輪番制病院として救急医療の一翼を担うことや、不採算と言われる小児医療の圏域における唯一の入院の受け入れ等である。また、急性心筋梗塞に対応するため、圏域で唯一経皮的冠動脈形成術(PCI)などの急性期医療も提供している。さらに、CTやMRI等の高額医療機器を市内の診療所に共同利用という形で提供している。一方、へき地医療拠点病院として離島の見島診療所への代診、同じく大島診療所も含めた画像伝送システムを利用したレントゲン診断支援、検診読影を行っている。 |
経常収支比率医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について医業収支比率は類似病院平均値を上回り、病床利用率も80%を超える水準を維持し、また、入院・外来とも患者1人1日当たり収益は平均値を上回る又は同水準となっている。しかしながら、萩医療圏域の人口減少を受けて、患者数が減少傾向にあり、医業収益がH26年度をピークに少しずつ減少しており、経営の抜本的な改善が必要と考えられる。現在に至るまで基準外繰入はないものの、5年連続で経常収支比率が100%を下回っており、材料費や経費の削減に努めているが、職員給与費対医業収益率も増加傾向にあるなど、厳しい状況が続いている。引き続き経費削減に努め、さらに医業収益の改善のために患者増につながる努力が必要と考える。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について平成12年の開院から既に17年が経過しており、有形固定資産減価償却率が平均値を上回っている状態で、今後、空調設備の更新(H31~H33)、屋根・外壁の改修(H31~H34)などを計画的に実施する。機械備品減価償却率が平均値を上回っているが、これは、耐用年数の1.5~2倍の使用を想定し、保守等を充実して延命化を図っている結果であり、今後も計画的な更新に努める。 |
全体総括当院は、看護師不足が深刻な中にあっても「7対1入院基本料」という病棟の最も手厚い医療・看護体制を整えているが、診療報酬改定により算定要件が厳しさを増している。さらに、少子化や人口減による患者の減少により医業収益が減少傾向にある。そのような状況の中でも自治体病院として救急や小児科等の不採算医療を担っていかなければならない。このため、萩市民病院事業新改革プランに掲げた病床機能の分化・連携の推進、在宅医療の推進、医療従事者の確保といった施策を推進し、経営の効率化にも取り組んでいく。 |
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