雲南市:工業用水道事業

団体

32:島根県 >>> 雲南市:工業用水道事業

地方公営企業の一覧

簡易水道事業 末端給水事業 公共下水道 特定環境保全公共下水道 農業集落排水 簡易排水 特定地域生活排水処理 個別排水処理 雲南市立病院 工業用水道事業


収録データの年度

2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度

経営比較分析表(2021年度)

201420152016201720182019202020210%10%20%30%40%50%60%70%80%90%累積欠損金比率
20142015201620172018201920202021350%400%450%500%550%600%650%流動比率
20142015201620172018201920202021800%850%900%950%1,000%1,050%1,100%1,150%1,200%1,250%1,300%1,350%1,400%企業債残高対給水収益比率
2014201520162017201820192020202165%70%75%80%85%90%95%100%105%110%115%料金回収率
201420152016201720182019202020216,000円6,500円7,000円7,500円8,000円8,500円9,000円9,500円10,000円10,500円11,000円11,500円給水原価
2014201520162017201820192020202155%60%65%70%75%80%85%90%95%100%施設利用率
2014201520162017201820192020202129%29.5%30%30.5%31%31.5%32%32.5%33%契約率

経営の健全性・効率性について

契約先事業所がR4から1社となり将来的に事業を廃止する方針である。①経常収支比率は近年改善傾向にあり、R3は経常利益を計上している。②R3は経常利益を計上し、累積欠損金比率も改善している。③流動比率は給水収益の減のため近年減少傾向にある。④建設投資当初の施設能力に対して契約水量が大きく乖離しているため、投資に対する回収ができておらず、平均値を大きく上回っている。⑤料金については平均より高い水準であり、R2からは費用を料金で回収できている。⑥極小規模施設のため経営効率が悪く、相対的に費用も多くかかることで給水原価も高くなっている。⑦⑧施設建設当初の施設能力に対し、契約水量が少なく契約率が低くなっている。施設利用率も同様である。今後は施設の廃止に向け検討する。
2014201520162017201820192020202134%36%38%40%42%44%46%48%50%52%54%56%58%60%有形固定資産減価償却率
201420152016201720182019202020210%管路経年化率
20142015201620172018201920202021-0%0.5%1%1.5%2%2.5%3%管路更新率

老朽化の状況について

工業用水道施設は、H7年建設の施設であり管路の耐用年数は未経過である

全体総括

契約先事業所が2社であり、1事業所の使用量によって経営が左右される状況であったところ、契約水量の98%を占める事業所がR4年度から給水を停止することになり、市として工業用水道事業の廃止を決定している。今後、工業用水道の廃止に向け事業の整理に取り組んでいく必要がある。