経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は、人口の減少及び節水機器の普及による使用料収入の減少に伴い減少傾向が強く、平成28年度から3.7%減少している。水洗化率は年々上昇しているが、56.30%と低い状態となっている。汚水処理原価が類似団体平均値から比べて高い数値となっており、処理費用のコストを下げる必要がある。⑦の施設利用率については、平成29年度は55.4%となっている。
老朽化の状況について
今須処理区について、平成22年度に共用開始し10年が経過した施設であるが、今後適正な維持管理が必要である。
全体総括
類似団体と比べて汚水処理単価が高く水洗化率が低いため接続の促進を強化し、適正な維持管理を図る必要がある。今須処理区は、発生汚泥の農地還元(肥料化)を行っているので引き続き有機物リサイクルを推進する。