身延町：簡易水道事業（法適用）

経営の健全性・効率性について

当町は、中山間地に集落が点在しており管路延長が長く浄水場・配水池等の水道施設が多いことから維持管理経費がかかる一方、人口の減少等で給水収益を上げていくことが難しく厳しい経営状況である。有収率に対して施設利用率が低くなっている状況から、経営の健全性を高めるため水道料金の見直しの検討を慎重に行うとともに、施設規模の適正化を図り、今後も計画的な施設の更新及び効率的な施設運用を心がけたい。

老朽化の状況について

管路の老朽化改善に向けて年次で取り組んでいる。県事業等の公共補償で移設する送水管・配水管もあるが、経年管路の老朽管が多く存在するため、継続的な管路更新に努めなければならなく、健全な事業経営を考慮した設備等の整備を行う。

全体総括

平成30年度に実施した経営戦略策定をもとに、水道料金見直しなど効率的な施設運用が出来るよう、計画的な施設更新とバランスの良い健全な経営を目指したい。また、近隣市町村等との広域化に関しては県で主催する検討会に参加し、情報交換や業務改善に係る検討を行っていきたい。