経営の健全性・効率性について
①収益的収支率については、料金収入等の収益で、維持管理費等の費用をどの程度賄えているかを表す指標であり、当町は76%に位置し、経営が厳しい状況を示している。接続率97%(残は空家)で使用料収入の増額は見込めないため、今後も徹底した維持管理費の削減に努める。⑤経費回収率は、95%であり、今後も適正な維持管理に努める。⑥汚水処理原価は、類似団体平均値と比較して低い数値であることから、効率的な企業経営が行われている。⑦施設利用率については、類似団体平均値を上回っているが、人口減少に伴う施設規模の適正化の検討が必要と考える。⑧水洗化率は、100%で使用料収入の増額は見込めないため、徹底した維持管理費の削減に努める。
老朽化の状況について
③管渠改善率は、修繕が無かったため、0%となった。今後も、長寿命化計画に基づく適正な更新・維持管理を行う。
全体総括
水洗化率は、100%で使用料収入の増額は見込めないため、徹底した維持管理費の削減に努める。また、今後、施設の老朽化に伴い更新事業が増加することを踏まえると、更新に係る費用と経営状況を正確に把握し、計画的な施設の更新を行う必要があるため、進捗管理を適切に実施し、経営戦略の事後検証及び更新を行っていく。