事業・施設概要
| 都道府県 | 沖縄県 | 経営主体 | 伊是名村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C4 | 行政区域内人口 | 1,215人 |
| 現在給水人口 | 1,215人 | 給水区域面積 | 1,412ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①今年度の経常収支比率は法適用移行初年度で143.27となっているが、料金収入だけでは必要な費用を賄うことができず、一般会計繰入金に頼っている状況である。④平成30年度から実施している水道広域化に併せた管路更新整備の財源として地方債が充てられているため、今後も起債残高は増加に転じていく。⑤料金回収率は、前年度より1.88(34.53→36.41)と改善しているが、給水に係る費用が料金収入で賄われておらず一般会計からの繰入金に依存している状況が続いている。今後も不明水等の漏水対策に取り組むとともに、アセットマネジメント手法を活用して料金の見直しを検討していく必要がある。⑥給水原価は、1立方メートルあたりの有収水量についてどれだけの費用が掛かっているかを表す数値であり、昨年度より26.8円減少(671.94→645.12)しているが、平均値より高い数字となっている。投資の効率化により費用を抑制し、漏水対策に取り組むことで給水原価の低下に努める。⑦給水人口に対し1日の平均配水量が多い状態が続き施設稼働率も高くなっているが、収益に繋がっていないのが現状である。⑧有収率は前年度比0.8減少(52.47→51.66)しており、受水費に対し収益が結びついていない為、漏水対策等が課題である。上記に述べた課題については、有収率の上昇により改善すると見込んでいる。※()内の数値のうち前年度の数値は法非適用時の数値である。
老朽化の状況について
施設の老朽化は、経営悪化の要因となることから早急な対策が必要である。これまで厳しい財政事情で取り組みが遅れ気味であったが、水道広域化に併せた管路更新整備を平成30年度から実施しており、老朽化した管路更新に取り組んでいる。
全体総括
令和4年度8月より、沖縄県企業局伊是名浄水場が稼働し、本村への供給が開始された。これまでの地下水を水源とする硬水から、高度処理された軟水が供給されたことで水質向上となった半面、長期間使用し続けた管路内で蓄積した石灰等が剝離し、漏水の一因となっている。修繕工事等対策を講じるが、未だ既設管(旧配水管)のほとんどを使用している現状では、修繕に係る経費等も高い状態にある。今後も、既設管の修繕を図りつつ、布設替工事に取り組むことで漏水・不明水等の減少に取り組む必要がある。水道広域化にあわせた施設の更新を平成30年~令和7年度まで実施予定している。また、管路の更新後は、給水栓切替実施予定をしている。財源については地方債を充当する計画である。後年度における償還金が事業経営において大きな負担となることが予想されることから、財源確保策についても課題となる。
経営状況
収支構造
総額1.5億円
総額1.0億円