鹿児島県南種子町:末端給水事業の経営状況(2022年度)
鹿児島県南種子町が所管する水道事業「末端給水事業」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
①料金改定の成果が一年通じて反映され100%を上回ったが,未だ一般会計繰入金に依存している状況であり,費用削減と料金改定による増収で料金回収率を改善し,更新投資等に充てる財源確保を図る必要がある。②累積欠損金比率は0%となったが,給水人口減少など将来予測を行い,給水収益の確保と料金回収率の改善に努める。③④流動比率が100%を下回っているが,料金改定で現金預金の資産は増加傾向にあり,適時料金見直しを行い比率改善を図る。また,流動負債のおよそ8割は企業債未償還金であり,施設更新の主な財源である企業債残高は今後横ばいが予測されることから,適期の料金改定により将来の企業債償還財源を確保し,企業債残高対給水収益比率の改善を図りたい。⑤⑥料金水準等を評価する料金回収率は前年度比12.3ポイント増の79.76%で2年連続の増加となり,料金改定の成果が現れてはいるが,給水原価が依然として類似団体平均を上回っており,管路更新などの効率的な投資による維持管理費の削減で,給水原価の抑制が必要である。➆年々増加傾向で,類似団体・全国平均よりも高い水準を示しており,最大稼働率,負荷率を勘案しても効率的な施設利用ができていると考える。⑧管路の老朽化による漏水が原因で,全国平均・類似団体よりも低い水準にあるが,管路修繕により改善されつつある。今後も漏水調査による管路修繕や老朽管更新を行い,収益に反映させるよう努める。
老朽化の状況について
①施設の統廃合により老朽化の改善が図られ,数値的には低いものとなっている。今後は老朽管等の更新を行う必要があるため,施設の経年比較を行い,経営に見合った投資・更新計画を立てる必要がある。②これまで行ってきた統廃合や更新等により耐用年数を超えているものは少ないが,それに近い経過年数のものや耐震基準に満たないものも多く,今後更に増加すると考える。現状を分析し,事業費が偏らないよう平準化を図り,計画的に管路更新に取り組む必要がある。③管路更新については,配水池の耐震化事業を先行したため低い数値となってきた。今後は,交付金事業の活用により財源を確保し,管路更新に努めていく。
全体総括
令和元年度から公営企業として経営を行っていますが,減価償却費や起債の償還費,起債利息額は減少せず,人口減少に伴う給水収益の減少も重なり,令和3年10月に料金改定を行い,令和4年度決算において累積欠損金が解消された。しかし,依然として給水収益以外の収入に依存している割合が大きく流動比率も低いことから、経営戦略の改定と更なる料金適正化の検討を行う必要がある。また、施設等の計画的な更新を行うことにより経営の効率化を図り、持続可能な水道事業の運営に努めたい。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の南種子町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。