事業・施設概要
| 都道府県 | 宮崎県 | 経営主体 | 串間市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D3 | 行政区域内人口 | 19,846人 |
| 現在給水人口 | 3,786人 | 給水区域面積 | 1,855ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
「単年度の収支」については、串間市の簡易水道事業の場合、水道事業と統一した料金を採用していることや、人口密度が低いことなどから収益性が低い状況となっており、必ずしも経営の健全性が図られているとは言えません。しかしながら、水道事業と同様、H20年度、H24年度の料金改定により改善はしてきており、その結果が料金回収率(料金水準の適切性)に表れてきています。「債務残高」については、近年、企業債を発行して大きな事業を行っていないことから減少傾向にありますが、H26年度から行っている簡易水道統合事業により、企業債を発行しているため、今後は企業債残高は増える見込みであり、支払利息の増加も見込まれます。経営の効率性についても、以下のとおりの課題を抱えていることから、有収率の向上を図る等、効率的な経営に努めていきます。「費用の効率性」については、類似団体と比較すると概ね同じ水準となっていますが、給水原価が低い方が費用をかけずに水を供給することができるため、できる限り費用抑制に努める必要があります。「施設の効率性」については、近年の人口減少により簡易水道区域内においても給水人口が減少しているため、類似団体と比較すると低い状況となっています。「供給した配水量の効率性」については、ムダのない経営を行う観点からも有収率の向上は喫緊の課題であるため、漏水箇所の特定を行いながら、効率の良い経営を行っていく必要があります。
老朽化の状況について
「管路の更新投資の実施状況」については、H24年度の料金改定により更新財源を確保したこともあり、類似団体と比較して更新は進んでいますが、一部の簡易水道施設では老朽化している施設や管路も残されているため、今後も計画的な更新を行い、老朽化対策を図る必要があります。
全体総括
簡易水道については、水道事業と同じ統一料金であることや、人口密度の低さなどから収益性が低いのが特徴であるため、一般会計からの繰入が必要となっています。現実的には、収益的収支比率が100%以上になることは望めないですが、今後も費用抑制に努めながら、経営を行っていく必要があります。また、施設の老朽化対策を図る必要もありますが、将来の人口推移を見極めながら、適正な規模の施設になるように考えながら投資を行っていく必要があります。
経営状況
収支構造
総額8,771.3万円
総額7,282.7万円