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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について収益的収支比率は経年比較で若干増加したが、委託料等の維持管理費の増加が見込まれるため、収支のバランスに注意が必要である。また、経費回収率は類似団体と比較した場合、若干下回った。使用料で維持管理費を賄えていないが、今後、接続件数が増加する事業であるため、経営の健全化に、より一層努める必要がある。汚水処理原価については、類似団体との比較で上回っていることから、今後も継続し経費削減に努め処理原価を縮小する必要がある。 |
有形固定資産減価償却率 |
老朽化の状況について市設置浄化槽については、供用開始より15年程度経過しているが、耐用年数に達していないため、老朽化は見れない。しかし現在、浄化槽の寄附採納事業を行っており、耐用年数に近いものも受け入れているため、今後、修繕や入れ替え等が発生することも考えられる。 |
全体総括現在の経営状況として、経費回収率等も類似団体と比べ同等となっているが、今後、接続数の増加に伴い維持管理費等が増加することが見込まれるため、徐々に悪化すると思われる。料金設定が総務省の「下水道財政の在り方に関する研究会」で示されている金額と比較した場合や、本市の他事業と比較した場合かなり高くなっていたことから、市内他事業との受益者間の格差緩和を目的に平成28年度より料金改定を実施し人槽制から人頭制へ移行した。今後の料金改定は経営状況を踏まえ、慎重に検討しなくてはならない。汚水処理原価は類似団体と比較し高くなっていることから、令和2年度に経営戦略を策定し、経営分析を十分行ったうえで、今後も経費削減を意識した経営を行わなくてはならない。 |
出典:
経営比較分析表
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