事業・施設概要
| 都道府県 | 福岡県 | 経営主体 | 春日那珂川水道企業団 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A2 | 行政区域内人口 | 161,240人 |
| 現在給水人口 | 150,846人 | 給水区域面積 | 2,747ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率100%以上で推移しており、類似団体平均値と比較しても良好な数値となっています。今後も健全経営に向け、効率的な運営に努めます。②累積欠損金比率累積欠損金は令和5年度においても発生していません。③流動比率100%以上で推移しており、支払能力は十分に備わっています。令和4年度と比較すると未収金の増により流動資産が増加しましたが、未払金の増により流動負債も増加したため、流動比率は減少しました。年度末時点での未払金については、次年度中に支払っているので問題はないと考えています。④企業債残高対給水収益比率企業債残高の減少により、令和5年度においても下降しました。投資の規模や料金水準の適正化を図りながら必要な更新を行い、今後も過度に企業債に頼ることのないよう健全経営に取り組みます。⑤料金回収率令和2年度から令和4年度まで過去3年間は100%以上で推移していましたが、令和5年度においては100%を下回る結果となりました。経費節減を行い、効率的な運営に努めていきます。⑥給水原価経常費用の増及び有収水量の減により、給水原価は上昇しています。また、他企業団から受水を行っているため、類似団体平均値と比較するとやや高い数値となっていることから、今後も維持管理費の削減等、経営改善に取り組む必要があります。⑦施設利用率全国平均値や類似団体平均値に比べ高い状況であり、効率的に施設が利用されているといえます。今後も効率的な施設の利用に努めてまいります。⑧有収率類似団体平均値を上回っています。年間有収水量は減少しましたが、年間総配水量は微増しています。前年に比べ有収率は微減ですが、下降しました。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率類似団体平均値を下回っていますが、増加傾向が続いています。財源の確保や経営改善を行い、施設更新を進めていく必要があります。②管路経年化率類似団体平均値を下回っていますが、増加傾向が続いており、この傾向は今後も続くことが見込まれます。③管路更新率類似団体平均値より低い数値が続いており、老朽管更新があまり進んでいない状況です。今後は、効率的な運営に努めつつ、積極的に管路更新を行ってまいります。
全体総括
現状の分析において財政面の健全性は確保されているといえますが、管路経年化率が年々上昇する一方、管路更新率が低い状況が続いています。今後、費用の増加や水道料金収入の減少が見込まれますので、適切な企業債の借入れや補助金の活用により財源を確保しつつ、水道施設の更新や管路の耐震化を重要課題として、施設整備を進めていきます。なお、経営戦略は令和3年度に策定済みであり、令和7年度に改定予定です。
経営状況
収支構造
総額28.9億円
総額25.9億円