事業・施設概要
| 都道府県 | 福岡県 | 経営主体 | 築上町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F1 |
| 行政区域内人口 | 16,219人 | 現在処理区域内人口 | 5,434人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 4,197人 | 現在処理区域面積 | 512ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,551m³/日 | 下水管布設延長 | 70km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を上回り、単年度収支は黒字となっていますが、本年度は処理施設の修繕費が増加するなど汚水処理費が増加し、経費回収率が約93%と100%を下回っていることから、経営状況は健全な状態でないと言えます。流動比率においては、100%以上であり、現時点では支払い能力には若干余裕がある状況であり、また類似団体、全国平均より高い値を保っています。水洗化率においては、処理人口の減少の影響を受け処理区域内人口は減少したものの、接続人口はほぼ変わらなかったため、水洗化率は微増となりましたが、類似団体、全国平均より下回っております。汚水処理原価については、類似団体、全国平均と度同程度となっています。しかしながら、汚水処理原価は高い値であり、処理水量に比べ、維持管理費などの費用が高額になっていることが要因となっています。
老朽化の状況について
本事業の処理区は3処理区あり、最も古いもので供用開始からの経過年が30年超えたものがあります。有形固定資産減価償却率は、類似団体、全国平均よりも低いですが、増加の推移は類似団体、全国平均と同推移であり、今後も含め、単年で急増することなどはありません。また、法定耐用年数を超える管渠はないため、管渠老朽化率や管渠改善率も0%となっています。
全体総括
経営の健全性・効率性において、経費回収率は100%を下回っており、経営状況は、健全な状態とは言えません。今後は、人口減少、高齢化の影響を受け、水洗化率は減少傾向となり、また、設備の劣化や物価高騰に伴う経費の増加も見込まれることから、現状の経費回収率を保つことも困難になることが想定されます。現状を維持するために、水洗化を促進し、使用料収入の増加を図るとともに、計画的な修繕や更新を行うことで費用の平準化を図り、突発的な故障等が発生しないなど、適切な維持管理に努める必要があります。併せて、経営状況を把握し、経営戦略を基に、経営の安定化に取り組んでいきます。
経営状況
収支構造
総額2.8億円
総額2.5億円