事業・施設概要
| 都道府県 | 福岡県 | 経営主体 | 福津市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Bc1 |
| 行政区域内人口 | 68,376人 | 現在処理区域内人口 | 65,139人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 60,149人 | 現在処理区域面積 | 1,191ha |
| 晴天時現在処理能力 | 23,100m³/日 | 下水管布設延長 | 338km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率人口の増加や水洗化率の上昇に伴い使用料収入が増加しており、115.20%となっています。ただし、経常収益の中に含まれている基準外繰入金を除いて算出した場合、97.62%と100%を下回り、繰入金に依存した経営状況となっています。③流動比率上昇傾向ですが、100%には至っていません。今後も企業債償還金が増加する予測であるため、資金の確保に努める必要があります。④企業債残高対事業規模比率使用料収入に対する企業債残高の割合で、類似団体と比較して、明らかに高い比率となっています。これは、市の政策として短期間で集中的に下水道整備を行い、その財源として多額の企業債を借り入れたことが主な要因です。企業債の償還金が年々増加しており、経営を圧迫しています。⑤経費回収率継続して100%以上を維持しており、健全な状態です。今後も100%以上を維持できるように収入の確保と経費の削減に取り組む必要があります。⑥汚水処理原価処理場の地理的要因や、企業債の集中的な借入により利息の支払額が多いこと等から、類似団体の平均値より高くなっています。⑧水洗化率上昇傾向ですが、類似団体の平均を下回っているため、今後も接続促進に向けた努力が必要です。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率本市の下水道整備時期が遅かったこともあり、類似団体と比較して低い状況ですが、上昇傾向にあります。早期に宅地開発された大型団地では耐用年数を迎えた管渠もあり、老朽化対策として、ストックマネジメント計画に基づき、順次、管路調査や改築・更新を実施しています。
全体総括
管渠築造や処理場建設等の集中的な整備により、本市全体の普及率は、平成17年度の23.8%から大きく向上し、令和4年度では99.6%に達しました。経常収支は前年度に引き続き黒字となりましたが、繰入金への依存度が高い経営状況です。今後も使用料収入は微増する見込みである一方、企業債償還額の増加や、施設の老朽化に伴う修繕・更新費用の増加、物価の高騰等により、経営状況はより厳しくなることが予測されます。これらの状況を踏まえ、平成28年度に策定した経営戦略を、令和5年度中に改定する予定です。経営戦略の中で今後の収入の確保、経費の削減、施設の長寿命化の在り方について検討し、自立した経営に向けた方針を策定していきます。
経営状況
収支構造
総額20.0億円
総額17.4億円