事業・施設概要
| 都道府県 | 福岡県 | 経営主体 | 筑紫野市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D1 |
| 行政区域内人口 | 106,451人 | 現在処理区域内人口 | 3,452人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,175人 | 現在処理区域面積 | 102ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 24km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
【※注:本市においては、公共下水道事業会計及び特定環境保全公共下水道事業会計を区分せずに会計処理を行っている。その結果、両者の各決算値においては実数値が把握できないことにより便宜的に按分等で算出している項目がある。】①②令和元年度から令和5年度において、経常収支比率は100%であり、累積欠損金比率も0%であることから、経営状況は良好である。③流動比率は各年度とも100%を超えており、令和5年度においては547.98%と、支払余力は十分である。④企業債残高対事業規模比率は、令和5年度においては類似団体平均値より大幅に下回っている。将来的な管路更新に備え計画的に事業を進めるとともに、料金収入に見合った規模の企業債を発行するなど、細やかな分析に基づく対応が継続的に必要である。⑤経費回収率は100%に達しており、類似団体平均値を上回る水準である。⑥汚水処理原価はやや下降傾向にあり、類似団体平均値を下回る水準となっている。引き続き有収水量の増加及び維持管理費等の削減に計画的に取り組んでいく。⑦施設利用率は本市には終末処理場が存在しないため該当値はない。⑧水洗化率は類似団体平均値と比較して良好である。それぞれの地域における地理的条件等を勘案しながら、より合理的・計画的に、また、費用対効果等を考慮しながらその地域に最適と考えられる手法により事業を進め、更なる水洗化の向上に努める。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体平均値を上回っており、令和元年度以降微増で推移し、令和5年度における類似団体平均との差は8.77ポイントとなっている。②③管渠老朽化率は0%であり、法定耐用年数を経過した管渠は存在しない。本市においては平成28年度に筑紫野市下水道ストックマネジメント計画を策定しており、管渠の重要度、経過年数などを考慮しながら計画的に施設の更新及び長寿命化対策を行っていく。
全体総括
各種経営指標を確認すると経営状況は概ね良好であることが読み取れるものの、老朽化する管渠の増加、人口減少による使用料収入の減少、物価の上昇など、他団体とも共通する多様な課題が山積している。「2.老朽化の状況について」においても述べたように筑紫野市下水道ストックマネジメント計画に基づき老朽管渠の更新・長寿命化対策を進め、事業費とその財源確保の方策に対する将来的な予測を総合的な見地から行い、両者のバランスを取りながら経営の安定化を持続させることが肝要である。
経営状況
収支構造
総額8,085.3万円
総額8,085.3万円