事業・施設概要
| 都道府県 | 福岡県 | 経営主体 | 筑後市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 49,904人 |
| 現在給水人口 | 40,244人 | 給水区域面積 | 4,185ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
水道普及率は80.64%であり、給水戸数も年々増加しています。①経常収支比率は、100%を超え、②累積欠損金比率においても0%であり、健全で効率的な経営状況であるといえます。⑤料金回収率、⑥給水原価は、昨年度に比べ悪化しましたが、これは、単年度の工事費の増のためであり来年度以降は改善される見込みです。また、⑦施設利用率も依然高い水準で推移しています。⑧有収率は、昨年度より上昇しており、今後もさらなる有収率改善をめざし収益を上げていかなければなりません。全体としては概ね安定し効率的な運営がなされているものと判断できます。今後の人口減少等による給水収益の動向について引き続き検討する必要があります。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率が年々増加していましたが、配水場施設の改修が終了し大幅に改善されました。しかし、依然として②管路経年化率は高い数値を示しています。施設改修の影響により管路更新が進まなかったため、施設改修の終了に伴い今後は管路更新に重点を置いた投資が必要であるものと考えられます。今後も経年化は進行するため、費用対効果を十分に検討しながら効率的な運用に努めて行かなければなりません。
全体総括
全国平均、類似団体平均と比較すると、経営状況は良好であります。令和2年度に策定した経営戦略をもとに、更なる改善をめざし収益をあげる努力を行うとともに、引き続き経費削減に努めることが必要であります。今後の人口減少にともなう料金収入等の動向を見据え、収益の確保を図りながら、計画的な設備投資を行うことが求められます。老朽化対策は概ね順調に進んでいますが、管路経年化率は高水準であり、また、減価償却率は改善されたものの老朽化対策として、早期に事業を拡大する等を行い投資を推進すべき状況です。現況では経常損益、債務残高が良好であるものの、管路更新率は低く投資控えの状況にあるため、今後は企業債等を有効に活用し、老朽化対策事業を早期に実施していくことが望まれます。
経営状況
収支構造
総額8.5億円
総額7.8億円