高知県大月町:国保大月病院の経営状況(2023年度)
高知県大月町が所管する病院事業「国保大月病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
〇町内唯一の病院として、入院医療、救急医療等の提供により過疎・高齢化が進展する中、地域住民が安心して生活できる医療を提供する。〇子供からお年寄りまで、24時間365日対応できる医療体制を維持し、住民の安心・安全を確保する。〇訪問診療、訪問看護、訪問リハビリ等の実施により、だれもが地域で安心して医療をうけることのできる体制づくりに努めるとともに、町全体の地域包括ケアシステムの中核としての機能を果たしている。
経営の健全性・効率性について
〇医業収支比率86.9%であるが、繰入等により経営収支率は100%を超えている。しかしながら医業本来の経営数値である修正医業収支比率は74.7%と全国平均値を上回っているものの依然厳しい状況である。病床利用率においては人口減による影響が考えられるものの55.1%と5年間で最も低い稼働率となっている。人口減少に伴う影響は一定考えられるが、入院・外来とも患者一人当たりの収益は横ばいとなっており、平均値より低く経営状況は依然厳しい。また、近年は経常収支の黒字により年々改善はされてきているが、依然として累損欠損金が発生しており、今後も継続して改善していくことが必要。
老朽化の状況について
〇有形固定資産減価償却率及び器械備品減価償却率において平均値を上回る指数となっており、全体に施設・器械等の老朽化が進んでいることが明示されている。医療器機については計画的に機器更新を実施している。中でも設備機器は更新時期を迎えており早急な対応が必要と思われる。今後は施設の長寿命化も含め、施設の陳腐化への対応が必要となっており、人口減による医業収支の悪化とあわせ、経営圧迫の要因となることが危惧される。
全体総括
〇経営収支率は100%を超えており、単年では健全な経営状況を保っているが、累積赤字が残っていることや施設の老朽化による今後の設備更新が必要となっていることを想定すると今後より一層の経営改善が必要である。今後は公立病院としての重要な役割である地域包括ケア体制の構築に向けた病床機能への転換や地域連携による医業収支の改善等、経営状況を踏まえた計画的な施設更新を行うことが必要と思われる。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保大月病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の大月町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。