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高知県越知町:簡易水道事業の経営状況(2022年度)

🏠越知町

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収録データの年度

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経営比較分析表(2022年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対給水収益比率

料金回収率

給水原価

施設利用率

有収率

経営の健全性・効率性について

①100%を超え黒字経営となっている。また、類似団体と同程度維持している。②累積欠損金の発生はない。③流動比率は861.32%となっており支払能力は十分に備えているが、近年は下がり続けている。④類似団体と比較し給水収益に対する企業債残高は少ない状態。⑤類似団体と比較して低い訳ではないが、一部基準外繰入によって収入不足を補てんしている。⑥有収水量1㎡あたりの給水減価は低く費用効率は良好なものとなっている。⑦施設利用率は類似団体より低く、今後の施設更新時にはダウンサイジングを検討する必要がある。⑧類似団体と同程度にあり、引き続き漏水対策等を行い有収率の向上に努める必要がある。◎経営の健全性を確認する各指標から経営の健全性や効率性は、保たれているものと言える。ただし、人口減少に伴う給水収益の減少や一部基準外繰入に依存している状況であることから、注意しながら経営を行う必要がある。

有形固定資産減価償却率

管路経年化率

管路更新率

老朽化の状況について

①減価償却率は類似団体と比較し、高めで法定耐用年数に資産が多く度合いも微増している。②管路経年化率は類似団体並みとなり老朽化度合が上昇している。◎管路については、経年変化率が上昇しているものの一方では、老朽化等による部分的な補修は、しばしば行うものの、この変化率に対応すべき管路の更新は低くこのため、今後も住民に対し安定的な水道水の供給を行うためにも、各施設や管路等の計画的な更新が必要と言える。

全体総括

経営の健全性については、各指標から考察する限りでは、概ね良好であると言えるが、今後は持続可能な水道サービスを安定的に提供していくためにも人口減少に伴う給水収益の減少の対策や、また、老朽化する管路等をはじめとした施設の計画的な更新を視野に入れつつ、これらの設備投資に備えた経営の強化、適正化が課題となっている。

出典: 経営比較分析表,

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