事業・施設概要
| 都道府県 | 高知県 | 経営主体 | 馬路村 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 921人 |
| 現在給水人口 | 943人 | 給水区域面積 | 90ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
H22年度からH26年度にかけて行った、簡易水道施設改修事業のために借り入れた企業債の償還により、収益的収支比率が類似団体平均値を下回ることとなった。一方、料金回収率は類似団体平均値を大きく上回っていることから、給水収益によりある程度の給水費用が賄えている。今後も更なる費用削減に努めるとともに、健全経営に向けた取り組みが必要となる。また、給水原価は類似団体平均値より低く、施設利用率は高いことから、経営の効率性についても一定の基準を満たしているといえる。しかしながら、有収率については類似団体平均値を下回っており、これは、H22年度からH26年度にかけて行った簡易水道施設改修事業実施箇所以外の場所で、配水管の老朽化により漏水が発生していることが原因として考えられる。この対策としては、施設の点検等により漏水箇所を特定し、計画的な修繕を行っていくことが必要である。
老朽化の状況について
H22年度からH26年度にかけて行った簡易水道施設改修事業により、管路全体の約54%の更新を行ったため、老朽化に対してはある一定の改善はみられている。しかしながら、いまだ管路の老朽化が著しい地区が残っているため有収率は低くなっている。今後も計画的に管路の更新を行い、有収率の改善を図っていく必要がある。
全体総括
料金回収率、給水原価、施設利用率は高い水準にあるが、管路の老朽化により有収率が低く、近年実施した簡易水道施設改修事業により企業債残高対給水収益比率が高い状況にある。老朽対策は必要な更新投資ではあるが、債務残高の増加により経営の健全性が損なわれることがないよう、計画的な維持管理や管路の更新について検討する必要がある。
経営状況
収支構造
総額1,890.8万円
総額1,943.4万円