高知県室戸市:末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)
高知県室戸市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は109.69%であることから単年度収支は黒字経営ではあり、累積欠損金比率は0%で推移しており、健全な経営が保たれていると考えられる。しかしながら、企業債残高対給水収益比率が平均より高く未だ多額の償還が残っていることから、今後の償還額と借入とのバランスを考慮しながら企業債の発行額を抑制し、借入残高を減少させていく必要がある。施設利用率や有収率については平均よりかなり低く、効率的な施設稼働が出来ていない状況である。施設の老朽化が顕著であり、漏水の頻発等が有収率を下げている主な原因である。給水量が収益に結び付くよう水道施設等の修繕等に重点を置き、将来の給水人口減少を踏まえた施設の統廃合やダウンサイジング等の検討を行うことが必要である。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率については高い数値を示しており、法定耐用年数に近い資産が多く施設更新の必要性が高いことがわかる。老朽化した水道管については計画的に更新をしており、耐震管の布設替えを順次進めているところである。また専門機関に漏水調査を委託し、漏水個所を特定し早急に漏水の修繕を行っている。
全体総括
室戸市は沿線が長い地形であると共に管路延長も長く水道施設が点在していることから、多くの施設管理を行いそれに伴う費用も必要となっている。しかしながら人口減少による給水収益の減少や近年の職員給与費の増加、物価高騰による営業費用の増加の影響もあり再度、料金の値上げや繰入金の検討が必要である。水道施設において耐用年数を過ぎ更新の必要性がある中、自然災害等に備え老朽管の布設替えや施設の修繕等を進め有収率の向上に努めているがベテラン技術職員の退職に伴う水道事業全体のサービスの低下や新たな技術職員の人材確保などの課題がある。起債については収支のバランスを見ながら借入を行っているところである。今後とも健全な水道経営を行うため、市や県と広域連携を見据えた検討を行うことが必要である。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の室戸市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。