広島県世羅中央病院企業団:公立世羅中央病院の経営状況(2023年度)
広島県世羅中央病院企業団が所管する病院事業「公立世羅中央病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
広島県の中央部に位置し、医療資源の少ない中山間地域であり高齢化率も42.3%となっている。救急告知病院として尾三地域北部で唯一の病院であり、24時間年中無休で救急医療を担っている。一次医療圏の中核的基幹病院として、新型コロナウイルス感染症等の対応、緊急受入体制も整備し対応している。地域の保健・医療・福祉を推進している。医療・介護を必要とする高齢患者の増加の対策として、令和5年11月より訪問リハビリテーション事業を開始し、退院後も継続して療養出来る環境を整えている。これからも、地域包括ケアシステムを構築しシームレスなサービスを提供する必要があると考え、訪問看護、訪問リハビリテーション、訪問診療をより充実させている。
経営の健全性・効率性について
①~③について、令和1年度、令和2年度と減少していたが、令和3年度、令和4年度は休床補償の補助金と地域包括ケア病床に転換し経営が改善していた。しかしながら、令和5年度は新型コロナウイルス感染症が5類に移行により補助金が減少し収入が減少し、人件費の上昇と物価の高騰により材料費、経費が増加し経常収支比率は低下した。平均値より低い状況となっている。医業収支比率は82.7%と減少した。④について、コロナ禍より入院患者数は減少している。⑤、⑥について、入院・外来ともに1人1日当たり収益は増加したが類似団体より低い状況である。⑦の職員給与費対医業収益比率は、人件費増加により増加し平均値より高い状況となっている。⑧の材料費対医業収益比率は物価高騰により増加しているが、平均値より低い状況である。
老朽化の状況について
令和5年度は医師住宅用建設工事、多項目自動血球分析装置等購入事業を行い有形固定資産減価償却率は下がったが、本館も築年23年、管理棟44年と経過し平均値より高く老朽化が進みつつある。今後も建物、医療器機や備品等の更新を計画的に実施する。1床当たりの有形固定資産は少しずつ上昇し、類似病院の平均を上回っており改善できていると考える。
全体総括
令和5年度は新型コロナウイルス感染症の5類移行の影響もあり、厳しい経営状況が続いている。持続可能な病院経営を確保するために、これからも医師、看護師等の医療従事者の安定的な確保と安心、安全な医療が提供できるように質の向上に努める。経営の健全化を図り、今後も切れ目のない地域医療提供体制、また、住民の健康サポートに努めるとともに収益増に取組んでいく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公立世羅中央病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の世羅中央病院企業団リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。