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岡山県里庄町:公共下水道の経営状況(2017年度)

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経営比較分析表(2017年度)

経常収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

水洗化率

経営の健全性・効率性について

累積欠損金が無く、経常収支比率が100%を超えているので経営状況は良好といえる。しかし、経費回収率をみると、汚水処理に係る費用を下水道使用料で約7割しか賄えておらず、残りは主に一般会計からの繰入金に頼っているのが現状である。経費回収率は徐々に増えており、逆に汚水処理原価は下がってきているので、有収水量や下水道使用料が増加していることがうかがえる。下水道自体がまだ整備途中であるため、今後も整備を進めていけば使用料収入のさらなる増加も見込め、一般会計からの繰入金を削減することができる。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

平成16年から供用開始しており、管渠等はまだ新しく老朽化していない。

全体総括

里庄町では、供用開始が平成16年と遅く、下水道整備予定の区域の約60%の整備が終わったばかりで、一般会計からの繰入金も多いが、管渠の整備が進んでいけば有収水量も増加し、使用料収入も増える見込みである。これからも更なる経費節減に努め、水洗化率向上につながるように引き続き住民に向け、下水道への接続をお願いしていきたい。

出典: 経営比較分析表,

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