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地域において担っている役割救急・小児・周産期・災害・精神などの不採算・特殊部門にかかわる医療の提供 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について今年度は新型コロナウイルス感染症患者受け入れのための空床確保などにより入院収益が減少となりましたが、外来患者数の増加による外来収益の増加及び空床確保に対する補助金収入の増加により、前年度に引き続き経常収支比率は100%以上を維持しております。また累積欠損金及び不良債務も発生していないことから、経営の健全性は保たれていると考えられます。一方、修正医業収支比率においては91.9%と100%を下回っており、上記役割の影響が大きいためと考えられますが、繰出を受けることにより経常黒字を達成しております。今後もコロナウイルスによる病院経営への影響を踏まえながら、収益に対する費用の適正化を図るとともに、経費節減にも引き続き取り組み、経営の安定化に努めて参ります。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について病院新築移転から16年が経過し、その際に整備を行った医療機器、備品等が老朽化による更新時期を迎えております。これら老朽化機器等につきましては計画的に整備を進めており、紀南病院で令和元年度に約6億円、令和2年度に6億円、令和3年度に5億円の投資を行い、翌年度についても6億円規模の設備投資を予定しております。なお、老朽化が進み耐震性等に問題のありました紀南看護専門学校につきましては、平成29年9月に新築移転が完了し供用を開始しております。 |
全体総括当組合では平成23年度から11期連続での経常黒字を達成しております。しかしながら、医療機器、備品及び建物附帯設備等の老朽化に対しましては、今後も計画的に更新整備を進めていく必要があることから、それによる損益収支への影響や資金収支の状況を注視しつつ事業計画を進め、健全経営に努めて参ります。 |
出典:
経営比較分析表
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