事業・施設概要
| 都道府県 | 奈良県 | 経営主体 | 桜井市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Bc1 |
| 行政区域内人口 | 59,316人 | 現在処理区域内人口 | 36,676人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 32,154人 | 現在処理区域面積 | 577ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 129km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率、⑤経費回収率ともに収支判断基準である100%を下回っており、下水道料金収入だけでは経費を回収できていない状態となっている。④企業債残高対事業規模比率についても類似団体平均を上回っており、事業規模に対して企業債残高が多いことを示しているが、企業債借入の抑制及び繰上償還の効果により企業債残高は減少傾向である。⑥汚水処理原価についても類似団体に比べ高い傾向にあり、汚水処理に係るコストが高い状態である。⑧水洗化率も類似団体に比べて低く、下水道に未接続世帯があるため効率性が悪い状態である。これらの要因について、単純比較はできないものの、山間を抱える地域は地形地盤等の関係により建設費が高くなる傾向にあり、建設投資に生じた企業債の元利償還が多額である事が大きな要因として考えられる。また、人口減少及び高齢化により下水道への接続数が増えない傾向にある。
老朽化の状況について
桜井市の公共下水道事業は昭和49年に建設を開始しており、もっとも古い管渠は42年を経過しているが、下水道管渠の耐用年数は50年であるため現在は耐用年数内である。しかし8年後には耐用年数を超える管渠も発生するため、順次更新が必要となる見込みである。このため長寿命化対策として今年度より管渠のマンホール蓋改築工事を実施している。
全体総括
当市の下水道は人口普及率61.83%となっており今後も未普及地域への投資が必要であるが、事業の推進には企業債(借金)が生じるため、人口の減少、高齢化等の要因を勘案し、費用対効果の高い地域への建設投資を行うよう計画を策定中である。老朽化対策として管渠の長寿命化を図るため管路の調査、マンホール蓋の改築を進める予定である。水洗化率の向上については普及啓発を行い収入の増加につなげるとともに、健全な事業運営、管渠老朽化に伴う更新需要や長寿命化を見越した料金設定が必要なため、民間企業と同様の経理手法を用いた企業会計移行に平成28年度より着手し料金改定の検討を行う予定である。
経営状況
収支構造
総額6.6億円
総額4.7億円