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兵庫県播磨町:公共下水道の経営状況(2016年度)

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事業・施設概要

都道府県兵庫県経営主体播磨町
事業名下水道事業業種名公共下水道
会計適用区分法非適用類似団体区分Bc2
行政区域内人口34,569人現在処理区域内人口33,727人
現在水洗便所設置済人口30,928人現在処理区域面積501ha
晴天時現在処理能力0m³/日下水管布設延長133km

注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率については100%を下回っており、単年度の収支において赤字である。平成22年度に実施した下水道使用料の改定以降、やや改善したものの、80%前後の水準で推移している。今後もコスト削減等の更なる経営改善に向けた取り組みが必要である。④企業債残高対事業規模比率についても、平成22年度に実施した下水道使用料の改定以降、改善傾向にあり、類似団体との比較においてもほぼ同水準で推移している。事業開始当初に集中して行った投資について、多額の借り入れをしており、その後の投資についても、町単独費部分についてほぼ起債で賄っているため、企業債残高が多額になっているが、近年、普及率の高まりとともに新規投資の規模は小さくなってきている。そのため、新たに借り入れる額も徐々に減ってきており、企業債残高も減少傾向にある。今後はできる限り新たな起債の発行を抑制し、将来の更新投資に備え、財源を確保する必要がある。⑤経費回収率についても100%を下回っており、汚水処理に係る費用を使用料で賄えていない。平成22年度の下水道使用料改定により、若干改善傾向にあるものの、類似団体と比較してもやや低い水準にあり、更なる料金水準の適正化に向けての検討が必要である。⑥汚水処理原価については、類似団体と比べて同程度の水準で、比較的安定している。これは、以下の理由により維持管理費等のコストの節減につながっていることが要因として考えられる。(1)地理的に平坦ではあるが、処理区域が狭くすべて自然流下となっているため汚水ポンプ場がない。(2)流域関連公共下水道として加古川下流流域下水道に接続しているので、終末処理場を有していない。今後もコストを節減し、また、より有収水量を確保することにより、汚水処理原価について良好な水準を維持する必要がある。⑧水洗化率については、平成28年度に集計方法を見直したことにより若干低下したものの、類似団体との比較において、ほぼ同程度の水準を維持している。下水道使用料の増収の観点から、今後も100%を目指して未水洗者への接続促進に努める必要がある。

①経常収支比率
②収益的収支比率
③累積欠損金比率
④流動比率
⑤企業債残高対事業規模比率
⑥経費回収率
⑦汚水処理原価
⑧水洗化率

老朽化の状況について

③管渠改善率について、管渠は昭和63年度の施工以来、経過年数30年未満であり老朽化はそれほど進んでいない。平成28年度においては、わずかに存在する陶管の一部に破損の恐れがあるため、管更生工事による更新・改良工事を実施した。(施工延長0.06km)今後も、管渠の定期的な点検・調査を実施し、適切な維持管理に努める必要がある。

①有形固定資産減価償却率
②管渠老朽化率
③管渠改善率

全体総括

平成22年度の料金改定以降、収益的収支比率は改善されたものの、未だ赤字収支であり、80%前後で頭打ちの感がある。人口減と節水等により、現状では使用料の増収は難しく、収益的収支比率の改善にはコスト節減が不可欠である。そのためには、費用全体の7割超を占める地方債元利償還金を今後できる限り抑制すべく、企業債残高対事業規模比率を注視しながら、起債について慎重に行っていかなければならない。その上で、水洗化率を向上させ、使用料増収につなげていくことが必要である。ただ、汚水処理原価が、類似団体と比較してもそれほど遜色のない水準にあるにもかかわらず、経費回収率が良くない要因の一つとして、使用料の水準が適切でない可能性が考えられるため、適正な使用料水準の検討も必要である。そのために、平成30年度から地方公営企業法を適用し、経営成績や財政状態、資産等を的確に把握した上で、投資と財政の均衡した経営戦略を策定することにより今後の資産更新、使用料水準について検討していくとともに、将来に向けて、安定した持続可能な経営基盤を構築していく必要がある。

経営状況

総収益・総費用

収支構造

①収益構造

総額7.0億円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額3.6億円

④費用構造のスカイライン分析

利用状況

汚水処理水量
年間有収水量
現在晴天時平均処理水量
晴天時現在処理能力
現在処理区域内人口
現在水洗便所設置済人口
下水管布設延長

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」、総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2016年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

自治体本体の財政も見られますか?

ページ上部の播磨町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。